あらすじ事件の真相に迫ろうとする一望寺晴(いちぼうじ はるか)をあざ笑うかのように、学園での儀式は完了。それを引き金に、空間の“向こう”から新たな脅威が迫りくる。事件の首謀者と加古姉弟の関係とは!? 明かされる過去、そして晴が選んだ道は……。3巻と同時発売で物語は一気にクライマックスへ!! 『クトゥルフ神話TRPG』とのコラボレーション連載コラムの無修正版も収録!
終末? かと思えば乱歩チックなミステリー? と思いきや○○○○○神話だった! 衝撃展開の連続というだけでなく、常に漂うホラー映画のようにまとわりつく恐怖感、アニメ映画のようなソリッドな臨場感もたまらない。 「プリズムの咲く庭 海島千本短編集」の『魔女の館』とはタイプこそ違うものの今年読んだホラーではあれに次ぐ読み応えを「死もまた死するものなれば」に感じた。巻末に収録されているコラム文も必読だ。 それと大事なことなのでクチコミ書くとき必ず言及することではあるが、とにかく絵がいい! ぶっちゃけジャケ買いである。こういう(↓)高い画力を誇示するようなカット最高に好き