あらすじ加古姉弟から協力を求められ、変死体が発見された学園に潜入した一望寺晴(いちぼうじ はるか)。晴たちが怪物絡みだとにらむこの事件には、「文芸部の魔女」と呼ばれる饗庭紅(あいば くれない)が関わっているのだろうか? 学園で儀式を行っている首謀者にたどり着いた時、過去への扉が開く――。『クトゥルフ神話TRPG』とのコラボレーション連載コラムの無修正版も収録!!
終末? かと思えば乱歩チックなミステリー? と思いきや○○○○○神話だった! 衝撃展開の連続というだけでなく、常に漂うホラー映画のようにまとわりつく恐怖感、アニメ映画のようなソリッドな臨場感もたまらない。 「プリズムの咲く庭 海島千本短編集」の『魔女の館』とはタイプこそ違うものの今年読んだホラーではあれに次ぐ読み応えを「死もまた死するものなれば」に感じた。巻末に収録されているコラム文も必読だ。 それと大事なことなのでクチコミ書くとき必ず言及することではあるが、とにかく絵がいい! ぶっちゃけジャケ買いである。こういう(↓)高い画力を誇示するようなカット最高に好き