あらすじ年も瀬を迎える頃、夕月荘で温泉につかっていた月子、久美子、直子の3人。来年はなにをしようかと考える久美子と直子に、久美子は下品をやめ、直美は家出をやめるよう、月子は説教をするが、二人は聞き入れようとしない。二人のために、悪霊を洗い流すと云ういわくのある風呂を30年ぶりに解放したと言うが、何も悪いところはないと月子をあしらい、二人はさっさとあがってしまう。しかし、残された月子一人で湯につかっている内、目の前に男と女の鬼が現れて…。
九州の山奥にある温泉旅館「まんだら屋」が舞台のお色気漫画です。色恋沙汰って言うとちょっと綺麗に言いすぎてるなって思うくらいエロのインパクトがすごいです。決して子供には見せられませんが、大人が読むと不思議といやらしいとは感じない作品だと思います。 文庫版で買ったんですが、文庫版は売れ行きが良くなくて途中で出版中止になってしまったんだそうです。最終回がどうなってるのか気になるけど、50巻全部読むべきか迷ってます…。文庫版では青木雄二が「畑中純さんの漫画を読んで僕も大人の鑑賞に耐えうる漫画を描きたいと思った」と語っていました。