あらすじ父はリストラされ、ファミリーレストランに再就職した。家族が一緒にいれる仕事ということで、そこで母と姉も一緒に働いている。貴子はこんな家族が鬱陶しくてたまらない。そんなとき、不良たちによって貴子の猥せつな写真が雑誌に投稿されて…。
「BLUE」を読んだ時も思ったけど、これが普通に雑誌に載ってたなんて今となっては信じられないですね。すっごい過激だ。なんてったって1話目から男に襲われてますからね…。お父さんの暴走した愛情が家族の仲をかき回してるよな〜と思ってたけど、5年も単身赴任先から帰って来なかったのはガンの治療をしていたからだと判明してからは、すごく不器用な人だったんだ…と見る目が変わった。あれだけ色んな事があったのに最終的にはホームドラマとして感動する話で終わりますが、不思議とモヤモヤが残らず爽快感がありました。ここからデジタル作画に移行したそうなので山本直樹を語る上で外せない作品の一つですね。