漂流の街

漂流の街

深夜の街を流すタクシードライバー・木暮遼一。彼はその昔、首都高の鬼と呼ばれ、暴走族たちに恐れられた警察隊の隊長という過去をもつ。そんな木暮のタクシーに、偶然、警察時代のライバルだった男が客として乗ってくる。昔話に花を咲かせる二人だが、その時タクシーの横を、白バイ警官3人に重傷を負わせた犯人、ルーレット族のボス格が運転する車が…!?
シオン~闇のソムリエ

シオン~闇のソムリエ

吹き溜まりの街、新宿歌舞伎町に黒いワインをサービスするソムリエがいる。という噂が流れた。その黒いワインを飲めば、“黒い願い”が叶うというのだが…。そんなある晩、黒いワインを出すという噂の店に、そのワインが欲しいという男・笠原巡査長が現れる。笠原は、店のマスター・凶子に前金として100万円を渡すと、後日、会員制のクラブに行くように言われる。そしてそこに現れたのは一人の男、闇のソムリエ・シオンと呼ばれる男であった…!
YELLOW

YELLOW

いよいよ戦局も差し迫ってきた昭和20年2月。いつ、敵潜水艦が現れるかも知れない東シナ海を渡る塚瀬と遥華。やがて、無事上海に着いたふたりが人力車で進んでいくと、現地の老人が同じ中国人の群衆にリンチされているのを目撃する。やめさせようと詰め寄る塚瀬。だが、そこに突然銃を携えた男が現れ、一瞬のうちに老人を射殺すると、そのまま何事もなかったように群衆の中に消えていってしまった。あまりのことに、ただ呆然とするふたりだったが…
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