あらすじ

燃えさかるジャンボジェット機の中で遂に蘇我が“姉の仇”壬和と対峙!! 積年の恨み晴らすべく蘇我が引き金を引かんとしたその時、神御蔵が止めに入るがその次の瞬間…!? 信念と信念がぶつかり合い魂が雄叫びをあげる!! ハイジャック編遂に完結!!
Sエスー最後の警官ー 1巻

韓国大統領の来日に向け、警備に追われるNPS隊員たち。しかし、雑用を押し付けられた神御蔵の近くで無差別殺傷事件が発生。犯人の命を奪ってでも事態を解決する制圧部隊SATが出動したため、NPSの出番はないとの命令だが、たまらず駆け出した神御蔵が見たものは…!?

Sエスー最後の警官ー 2巻

日本警察最後の砦として、テロ・凶悪事件を制圧(犯人を殺してでも、国家の安全を守る)する“SAT”と、どんな凶悪犯でも殺さずに確保する事を信条とした新参者“NPS”…二つの特殊部隊は対立しながらも、同じ現場に出動する機会は増えつつあった。そんなある日、武闘派ヤクザが人質を取ってビルに立てこもり、銃を乱射する事件が発生し…雑誌掲載時大反響だった『命の盾』編収録!!!

Sエスー最後の警官ー 3巻

“SAT”と“NPS”対照的な二つの部隊の合同訓練が急きょ実現。各競技の成績はSAT優位で進むが、最後の種目“エントリー訓練”を前に、人質役で参加すべく訪れた横川警視が何者かに拉致され!?

Sエスー最後の警官ー 4巻

合同訓練の最中、訓練に参加していた警視が何者かに拉致された!“最後の砦”であるはずの特殊部隊が出し抜かれるという前代未聞の事件に、警察上層部に激震が走る!この事実が外部に漏れれば日本警察の存在が根底から覆される!上層部は現場にいたSATとNPSだけで隠密裏に事件を解決する事を厳命…はたして様々な制約がある中、SATとNPSが共闘しマル被を追い詰めて行くが、事件は思いもよらぬ展開を見せ始め…!?

Sエスー最後の警官ー 5巻

NPS隊員の束の間の休日、隊員の一人、古橋の自宅に一人息子の史朗が訪ねてくる。史朗は、離婚した元妻と暮らしており、今は離ればなれ。久々の再会に戸惑う古橋は、史朗来訪の真意に気づけず、史朗を深く傷つける結果に…父子はお互い歩みよれぬまま、史朗と迎えにきた元妻は高速バスに乗り帰路につくが、そのバスがバスジャックされてしまい!?

Sエスー最後の警官ー 6巻

警察庁に新設された、どんな凶悪犯でも殺さずに確保する事を信条とした特殊部隊“NPS”…そんなNPS隊員・古橋の元妻と一人息子・史朗を乗せた高速バスが埼玉県でバスジャックされた!!埼玉県警察が事件に対応するが、特殊部隊による狙撃で高速バスはタイヤがバースト、東京と埼玉の県境にあるトンネル内で停車してしまう…現場に駆けつけた古橋は単独でマル被との人質解放交渉に臨むが…!?

Sエスー最後の警官ー 7巻

NPSの副官・速田はかつてSIT(警視庁刑事部捜査第一課特殊犯捜査第1係)に在籍し、将来を有望視される新人だった。ところが、ある誘拐事件の重要参考人と恋仲に落ちてしまいSITを去ることに…それから4年…かつての誘拐事件と酷似した手口の事件が発生!速田の彼女が再び捜査線上に浮かび上がる!彼女の無罪を信じる速田は単身捜査に乗り出すが、それは、古巣・SITとの対決を意味し…!?

Sエスー最後の警官ー 8巻

神御蔵の機動隊時代の同期で、現在、内閣官房長官付きのSP・荒垣が職務中に突然姿を消した!荒垣は極めて優秀な警察官で職務態度もマジメ、私生活も第1子の出産を間近に控え順風満帆、失踪する理由は一切見あたらない…審議官からの極秘の指令によりNPSが捜査に乗り出した矢先、荒垣を誘拐したという男から連絡が。男の要求は「SATとの直接対決」だった!?

Sエスー最後の警官ー 9巻

縁上の事件解決を機に蘇我がSATに戻る事になり、代わりに新しい狙撃手がNPSに加入してくる…が、その人物がトンデモないヤツでNPSは大混乱!!そんな矢先、かつてない大規模なテロが首都圏を襲う!!チームとしてのまとまりが取れないまま、出動を余儀なくされるNPSだったが、そのテロの首謀者が、かつてNPSとSATを苦しめた、“あの男”だとわかり!?

Sエスー最後の警官ー 10巻

「反原子力」の世論の高まりを受けて、政府はプルトニウムの一部国外返還を発表。プルトニウム1.8トンを載せた輸送船「第2あかつき丸」が、フランスへ向け出航する。しかし、出航後間もなく宮城県沖で、「第2あかつき丸」がシージャックされた!首謀者は、かつてNPSとSATを苦しめたテロリスト・正木!!はたして、その目的は!?そして、日本政府の対応は!?

Sエスー最後の警官ー(11)

テロリスト・正木によるプルトニウム輸送船「第2あかつき丸」シージャック事件を解決すべく、NPS、SAT、そして海保の特殊部隊SSTの共闘が決定する!しかし、考え方の異なる三部隊の足並みはまったく揃わず…!?さらには、この騒動の最中に霧山が何者かによって…!?

Sエスー最後の警官ー(12)

史上最悪!!テロリスト・正木によるプルトニウム輸送船シージャック事件は未だ日本を震撼させ続けていた!NPS、SAT、そして海保の特殊部隊SSTの三部隊が共闘を試みるも上手く行かず…そんな中、「2時間以内に解決できないなら米軍介入」の通達が!タイムリミットが迫る中、NPS・香椎が考えた前代未聞の作戦で、三部隊が“日本の誇りをかけ”遂に突入開始!!正木率いるテロリスト一派と激しい攻防の末…!?雑誌掲載時も各方面で大反響!!空前のスケールで描かれた“プルトニウム編”遂に完結!!

Sエスー最後の警官ー(13)

プルトニム輸送船シージャック事件の恐怖も未だ覚めやらぬ東京で、今度は山手線に爆弾をしかけるトレインジャック事件が発生!!!犯人は「正木の遺志を継ぐ者」と名乗り電車を止めれば爆発させると。はたして犯人の目的は!?そして解決策はあるのか!?さらに、SATの天才狙撃手・蘇我を過去最大の試練が襲う…!?

Sエスー最後の警官ー(14)

長年“ジャンボ”の愛称で親しまれたボーイング747が、引退記念のラストフライト中にハイジャックされた!機内で使用された武器は3Dプリンター製銃…。エアマーシャルとして同乗していた横川秋の父親、“初代SAT隊長”横川勇太郎の機転で、ジャンボは警視庁SATとNPSが待ち構える羽田へ戻る事になるが…。一方その頃、ハイジャック犯の1人が自分の姉を殺害した犯人だと知ったSATの蘇我が…!?

Sエスー最後の警官ー(15)

3D銃によるハイジャック事件解決のため、遂にSATが突入!!一瞬でカタがついたかに見えたが!?さらに、現場の混乱の中で蘇我が姉の仇を…!?

Sエスー最後の警官ー(16)

燃えさかるジャンボジェット機の中で遂に蘇我が“姉の仇”壬和と対峙!! 積年の恨み晴らすべく蘇我が引き金を引かんとしたその時、神御蔵が止めに入るがその次の瞬間…!? 信念と信念がぶつかり合い魂が雄叫びをあげる!! ハイジャック編遂に完結!!

Sエスー最後の警官ー(17)

姉の仇を討ちそびれ目標を見失ってしまった蘇我は抜け殻と化し声を失ってしまう…  何とか助けようと必死の神御蔵は、SATの中丸にある提案をするが!? 一方、蘇我を復活させるのに、「男の力だけではダメだ」と判断した横川秋がイルマにある相談をする。果たして、蘇我の復活なるか!?

Sエスー最後の警官ー(18)

人気ロックバンドのライブ会場に突如、テロリストが出現、多数の観客が人質となり、劇場が占拠された! それは人口増加に歯止めが効かない地球の未来のために、「人間を間引く」という思想をもつ集団・アルタイルの仕業だった。人質となった観客の中には、神御蔵にとって大切な人、ゆづるも含まれていた。SATとNPSは人質救出のため、直ちに劇場に向かうが…… “軍師”と呼ばれる謎の男が統率するアルタイルの目的は、果たして何か……!?

Sエスー最後の警官ー(19)

突然、劇場を占拠、人質を盾にとる国際テロ組織・アルタイル。警察は慎重に包囲網を張るが、依然、目的が不明の彼らに手間取る。治安の最後の砦たる特殊部隊SATは、機を見て劇場内に踏み込むが、アルタイルは日本警察の弱点を突き、総攻撃をしかけてくる!! そして劇場内にいたゆづるも瀕死の状態に…!!?? 悲劇の後、日本を皮切りに世界規模でテロを仕掛けるアルタイルへの対抗策として、NPSはある人物を海外・インドネシアに派遣するが……!? S史上最悪のテロ組織との死闘を描く「アルタイル編」、ますます白熱!

Sエスー最後の警官ー(20)

S史上最悪のテロ組織・アルタイル。特殊部隊SAT、SST、NPSが再び結集し、彼らとの総力戦が日本で始まる。アルタイルの首領・槇の子どもを人質に、NPS隊長・香椎が選んだ最終決戦の舞台は東京湾・第二海堡。両者が激戦を繰り広げる最中、槇と警察庁統括審議官・天城が対面するとき、誰もが予想しなかった出来事が起こる…!? 日本の特殊部隊の真髄を描き続けた「S」、本巻にて遂に完結!!