あらすじ大人気! ゾンビ漫画の変化球にして決定版 ゾンビパンデミックの下、四国に渡ったアキラたちは、総行程1300kmのお遍路さんに挑戦! キツい修行にも慣れてきたころ、ベアちゃんが非情な脱走囚に囚われてしまう。仏法の教えが導く救出作戦とは…? 続いて、日本の地中海(?)瀬戸内で豪華クルーザーに招かれた一行。ゾンビから隔離されたその船は、夜な夜なふしだらなパーティーが繰り広げられる海上のパラダイスだった! ゾンビ漫画の変化球にして決定版、華麗なる新展開!
ブラック企業で死んだような生活をしていた主人公。 ある日謎の感染によってゾンビだらけの世界になってしまい、そこで絶望するどころか、会社にいかなくてよくなった解放感で、これまでできなかったことをやっていこうという話。 荒廃した世界の中で、なんとも前向きな話。 ただ、自分もいつ死ぬかわからない状況になったら、将来とか老後とか考えずに今何をしたいかを優先するんだろうなと思うと納得できる。 ゾンビに襲われる描写もあるが、そういったパニックホラー的な話よりも、それ以上に「生きること」にフォーカスしている感じが良い。 主人公のブラック企業から解放だけでなく、友人のケンチョは本当はお笑い芸人になりたかったとか、 ヒロイン・三日月閑も、厳しい父親の教えから、やりたいことよりもやるべきことを優先されて生きてきたことからの解放も描かれたり、登場人物何かしら縛られていた環境や過去から脱却は、読んでいて気持ちが良い。 人間何かしら不自由だったり、制約があるなかで生きてますからね。 こんな世界にならないと、やりたいことを思いっきりできないのは弱冠悲しいが、だからそ登場人物たちが生き生きしている様がイイ。 読んでいて元気になる作品です。 アニメや実写化などメディア展開も華々しい作品なので、そちらもチェックしたくなりました。