▼第1話/世界標準のゴルフ▼第2話/オレに付いて来い▼第3話/しぶとい日本人▼第4話/ミスしても王者▼第5話/膠着状態▼第6話/ガッシュを避けろ!!▼第7話/崖下かよォ!!▼第8話/すべらないでけろ▼第9話/なんでここに!?▼第1話/世界標準のゴルフ▼第2話/オレに付いて来い▼第3話/しぶとい日本人▼第4話/ミスしても王者▼第5話/膠着状態▼第6話/ガッシュを避けろ!!▼第7話/崖下かよォ!!▼第8話/すべらないでけろ▼第9話/なんでここに!?●主な登場人物/藤本草太(潜在能力は抜群だが、脳みそゼロのプロゴルファー。頭の中は常にバーディ狙いなので、ツアーでは全然勝てない。現在試合を求め米国へ)、谷田部光一(身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念し、草太のコーチとなる)、太子治(農家育ちのプロゴルファー。コース読みは得意だが、プレッシャーにとてつもなく弱い。プロを辞め、草太のキャディに)●あらすじ/世界王者ムーベスの正確無比なショットは、まさに世界一のゴルフ。対する日本の王者・マイトと、日本一のバカ・草太は、なじりあいながらプレー中。相手のショットをけなし、外せ外せと念を送り…。しかし、猪突猛進なだけの草太とは違い、マイトには作戦があるようで…!?(第1話)●本巻の特徴/ツアー最終日最終組で、草太たちはアメリカの王者ムーベス&ニッポンの王者マイト竿崎と回ることに。序盤から飛ばしまくるムーベスに対し、まずは草太とマイトの暴走ぶりが全米の度肝を抜く…!?●その他の登場人物/JR田辺(カメラマン。謎な行動が多い)、田所社長(草太の所属する「モンキーローン」の社長)、竿崎昇司(日本ゴルフ界に君臨するトッププロ。通称・マイト竿崎)、花咲司(ジュニア育ちのエリートゴルファー。なぜか草太にライバル心を燃やす)、ムーベス・ジェラウン(世界ランキング1位のゲロッパ)
▼第1話/きりたんぽ勢ぞろい▼第2話/サルまねクレバー▼第3話/ロフト角自由自在▼第4話/ラインを教える?▼第5話/もう一人の日本人▼第6話/日米神経戦?▼第7話/震える自信▼第8話/すごいぜ兄貴!!▼第9話/ダブルパンチ!!●主な登場人物/藤本草太(潜在能力は抜群だが、脳みそゼロのプロゴルファー。頭の中は常にバーディ狙いなので、ツアーでは全然勝てない。現在試合を求め米国へ)、谷田部光一(身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念し、草太のコーチとなる)、太子治(農家育ちのプロゴルファー。コース読みは得意だが、プレッシャーにとてつもなく弱い。プロを辞め、草太のキャディに)●あらすじ/日本からはるばる駆けつけたモンキーローンの社長たちが、やっと試合場に到着。応援団もそろったところで、気合いの入る草太だったが…!?(第1話)●本巻の特徴/PGAツアー・トヨンダオープン最終日最終組、現在トップのムーベスとは4打差の草太。日米王者を相手に、反撃の猛チャージを開始!!●その他の登場人物/JR田辺(カメラマン。謎な行動が多い)、田所社長(草太の所属する「モンキーローン」の社長)、竿崎昇司(日本ゴルフ界に君臨するトッププロ。通称・マイト竿崎)、花咲司(ジュニア育ちのエリートゴルファー。なぜか草太にライバル心を燃やす)、ムーベス・ジェラウン(世界ランキング1位のゲロッパ)
▼第1話/単独1位!!▼第2話/漁夫の利▼第3話/魔の左傾斜▼第4話/エンジョイ!!▼第5話/腹芸ミラクル!!▼第6話/大当たり!!▼第7話/ロックオン!?▼第8話/超ゾーン▼第9話/股裂け…!?●主な登場人物/藤本草太(潜在能力は抜群だが、脳みそゼロのプロゴルファー。頭の中は常にバーディ狙いなので、ツアーでは全然勝てない。現在試合を求め米国へ)、谷田部光一(身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念し、草太のコーチとなる)、太子治(農家育ちのプロゴルファー。コース読みは得意だが、プレッシャーにとてつもなく弱い。プロを辞め、草太のキャディに)●あらすじ/あの草太が単独1位!!全世界が注目するPGAツアーで、しかも日米王者を従えて……そう考えるだけで、キャディの太子は震えが止まらない。誰でもプレッシャーを感じるこんな場面なのに、当の草太はバカまっしぐらでノープロブレム状態!!でも、ホントに大丈夫…!?(第1話)●本巻の特徴/トヨンダオープン11番ホールを終え、日米のトッププレーヤーを抑えてまさかの単独1位!!イケイケの草太だが、はたして…!?●その他の登場人物/JR田辺(カメラマン。謎な行動が多い)、田所社長(草太の所属する「モンキーローン」の社長)、竿崎昇司(日本ゴルフ界に君臨するトッププロ。通称・マイト竿崎)、花咲司(ジュニア育ちのエリートゴルファー。なぜか草太にライバル心を燃やす)、ムーベス・ジェラウン(世界ランキング1位のゲロッパ)
●主な登場人物/藤本草太。26歳。潜在能力は抜群のプロゴルファー。5試合連続予選落ち中だったが、チームきりたんぽ結成後、初試合で10位入賞。現在、試合を求め米国へ。太子治。29歳。農家育ちの遅咲きのプロゴルファー。プレッシャーに弱く、選手としては大成しなかった。プロをやめ、草太のキャディに。谷田部光一。27歳。身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念、草太のコーチに。●あらすじ/勝てないプロが団結した、藤本草太&チームきりたんぽは、ただ今PGAレギュラーツアー、トヨンダオープンに出場中。3日目を2位でフィニッシュし、最終日は最終組で世界王者、ムーベス・ジェラウンと、日本の絶対王者、マイト竿崎とともにラウンド中。しかも、なんと13番ホールを終えて、ムーベス、マイトを抑え、単独トップという快挙!!ところが、絶好調すぎることに、思わぬ落とし穴が…!!悲願の優勝の行方は、はたして…?●本巻の特徴/全米騒然!チームきりたんぽが、PGAツアーでトーナメント・リーダーに…!!●その他の登場人物/ムーベス・ジェラウン。世界ランキング1位のプロゴルファー。マイト竿崎。日本国内で絶対王者のプロゴルファー。
●主な登場人物/藤本草太。26歳。潜在能力は抜群のプロゴルファー。5試合連続予選落ち中だったが、チームきりたんぽ結成後、初試合で10位入賞。現在、試合を求め米国へ。太子治。29歳。農家育ちの遅咲きのプロゴルファー。プレッシャーに弱く、選手としては大成しなかった。プロをやめ、草太のキャディに。谷田部光一。27歳。身長150センチの超小型プロゴルファー。理論は完璧だが、体がついていかない。プロを断念、草太のコーチに。●あらすじ/勝てないプロが団結した、藤本草太&チームきりたんぽは、ただ今PGAレギュラーツアー、トヨンダオープンに出場中。絶好調の超ゾーン状態で、なんと最終日最終組で、世界王者、ムーベス・ジェラウンと、日本の絶対王者、マイト竿崎とともにラウンドしている!!一度はトップにまで躍り出るも、現在16番ホールを終えトップと2打差3位。17番ショートホールではティショットが、大オーバー!!絶体絶命のピンチに…!?●本巻の特徴/チームきりたんぽが、PGAツアーで大暴れ!現在、トップと2打差3位!逆転優勝なるのか!?●その他の登場人物/ムーベス・ジェラウン。世界ランキング1位のプロゴルファー。マイト竿崎。日本国内で絶対王者のプロゴルファー。
一言にバカといっても、松竹梅と様々なレベルがございます。ちょっとしたバカ、うんざりするようなバカ、極めつけのバカ……。実生活では本当に勘弁してほしい所ですが、漫画に出てくるバカからは元気を貰えそうな気がします。『黄金のラフ ~草太のスタンス~』の主人公、藤本草太はそんな、見ているだけで元気がもらえる、そこぬけのバカなのです。 藤本草太は抜群の身体能力を持つバカ。池のなかにあろうが、グリーン方向に木が生えていようが、どんな状況でもバーディー、イーグルを目指すアグレッシブすぎるゴルフのため、全く勝てません。そんな草太に目をつけたのが、同じく全く勝てないプロゴルファー、谷田部光一と太子治の二人。谷田部光一は、完璧なスイング理論を持ちながら、自分の小さな体格ではそれを発揮できません。コース戦略やグリーンの芝を読むことにかけては誰にも負けない太子治は、ノミの心臓でそれをいかせないでいました。自分たち一人では全く勝てないかもしれないけれど、3人合わされば勝てるようになるかもしれないと思った、谷田部と太子の2人は草太を強引に誘い、世にも珍しいゴルフチーム「チームきりたんぽ」を設立します。谷田部が草太のスイングを完璧にし、実際のコース戦略は太子がたて、実際にクラブを振るのは草太という形です。 それぞれの突出した能力を合わせれば一人前以上になるかと思いきや、草太の突き抜けたバカっぷりのために、スコアは極端な乱高下を描き、それに合わせてジェットコースターのようにブンブン振り回されるストーリー展開がこの作品の魅力です。 この無茶目なストーリーを楽しく読めるのは、極端に個性的キャラクターがいるからです。ゴルフエリートの道を歩み、向かう所敵無しなのに、なぜか草太のことが気になってしょうがない花咲司。国内最強のゴルファーで、品性はお下劣なマイト竿崎。見た目はどうみてもジェームズ・ブラウンな、世界ランキング1位のムーベス・ジェラウン。どのキャラクターもクセは強いものの、なぜか愛着が湧いてくるのが不思議です。 中でも特に良いキャラクターがキャディの太子治。いじけっぽく弱気なのに、草太のバカに影響されて開き直り、急に強気になったりします。試合中の草太のショットに怒ったり泣いたり、一緒に踊ったり…それが妙に可愛いのです。 そうです。この漫画の魅力はゴルファーとキャディの掛け合いにもあります。実際プレイする人間と、彼らに道筋を示す人間。単純に二人三脚ではないところに、人間関係の面白みがあります。 奇跡のイーグルが出た次の回は崖下寸前からのショットに…。かと思えば、なんでもないところで一気にスコアを落としたり…。わかっていてもドキドキするし、ワクワクするし、感動する…。決してゴルフの王道ではないけれど、漫画の超王道なような気がします。