あらすじ鉛中毒の歌舞伎役者・吉十郎を最後の舞台に立たせ、肘を壊した名力士・陣幕も土俵へ返り咲かせた南方仁は、ペニシリンの運搬を容易にする粉末化に挑む。多紀元エンから依頼された川越藩への出張で、粉末ペニシリンは役に立つのか?そして、道中の旅籠で仁は不思議な少女と出会う…!?
漫画をTVドラマにする際に、プロデューサーが原作にどんなアレンジを加えドラマ化するかを楽しみしている私ですが、この「JIN-仁-」に関してあえて勝敗を付けるならば、人物設定がシンプルであり分かり易く気軽に読める漫画の方に軍配を上げます。 南方先生もドラマに主演した大沢たかおさんみたいにカッコ良過ぎず、身近に感じられます。いずれにしろ抜群に面白い漫画である事は間違いないから読まない手はないですよ。ドラマを見ていたけど漫画は読んでいないというのはもったいないです。