あらすじ幕末にタイムスリップした医師・南方仁は、遊女たちを蝕む瘡毒(梅毒)を治療するため、青カビから手作りでペニシリン精製を成功させた。しかし、その卓越した医術は江戸の医師たちの権威とプライドを脅かす。ある日、顔に大火傷を負った団子茶屋の看板娘を救うため、仁は皮膚移植手術を行う。だが、感染症を防ぐのに頼りのペニシリンが何者かの手によって…!?
漫画をTVドラマにする際に、プロデューサーが原作にどんなアレンジを加えドラマ化するかを楽しみしている私ですが、この「JIN-仁-」に関してあえて勝敗を付けるならば、人物設定がシンプルであり分かり易く気軽に読める漫画の方に軍配を上げます。 南方先生もドラマに主演した大沢たかおさんみたいにカッコ良過ぎず、身近に感じられます。いずれにしろ抜群に面白い漫画である事は間違いないから読まない手はないですよ。ドラマを見ていたけど漫画は読んでいないというのはもったいないです。