一色 まこと(いっしき まこと)は、日本の女性漫画家。 1984年(昭和59年)、『ヤングマガジン』(講談社)に掲載の「カオリ」でデビュー。1986年(昭和61年)に『週刊少年ジャンプ』(集英社)において「はなったれBoogie」で連載デビュー。青年誌を主とし、様々な雑誌で執筆している。『モーニング』(講談社)において「ピアノの森」を2015年11月まで連載していた。 代表作である『花田少年史』は2002年(平成14年)にテレビアニメ化、2006年(平成18年)に映画化されている。また、『ピアノの森』は2007年(平成19年)7月にアニメ映画化され、2018年(平成30年)4月にテレビアニメ化。
森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。
その国の王子は17歳までに、必ず死ぬ——。 “7日の森”と呼ばれる魔法の森に棲む魔女のかけた呪いを解くため、レオ王子たちは命を懸けた冒険の旅に出る。 『ピアノの森』の一色まことが描く新たなる森のファンタジーの開幕です。
奇跡のタッグで描くジュブナイルサスペンス『ピアノの森』の一色まこと×数々のヒット作を放つ長崎尚志のタッグで贈るジュブナイル・サスペンス!! いつものように近所の森を探検していた少年・ヒカルとその友達。しかし今日は森の様子が、なんだか違う。なにかに誘われるように、森の奥深くにあるお屋敷に辿り着いたヒカル達。そこでのある「邂逅」をきっかけに日常が変容し出し…!?
愛すべき7人+1匹の家族の物語。村野家は大家族。小さな印刷所を経営する父、一平と……長男12歳の大和を頭に10歳の悠人、8歳の朝日、4歳の翔太…の男だらけの4兄弟と……おばあちゃん。あと住み込みヘルパーの関口さん……の7人家族だ。その村野家に料理人として働くことになった松平奈央28歳。奈央は3年前に亡くなった奥様の月命日に、桜山寺の長い階段を登り墓前に花を手向けることになるのだが、そこで震える黒猫と出会って…… ……歳月は奈央と家族をどこに運んで行くのだろうか?
誰かのための自分─────居場所をさがす、すべての私たちへ。調理師の松平奈央は、ワケあって職場を”転々”中。たどり着いた先は・・・個人宅!?(ビッグコミックオリジナル2019年7号)
近所でも一押しの悪ガキ・花田一路(はなだ・いちろ)少年。ある日、いたずらが過ぎ自動車に激突してしまう。幸いにも九死に一生を得たがこの事故以来、頭に残った9針のキズと共にオバケが見えるというコワ~イ能力まで得ちまったからたまらない。
ダメだけど……ドジだけど……切なくて……優しくて……人間ってこんなにも愛おしい!『花田少年史』・『ピアノの森』の一色まこと、1990年以来、20年ぶりの短編集です。人生を明るく歌う“人間賛歌”読み切りシリーズ『ガキの頃から』に加え、初期読み切り連載『ばか。』も収録。
ピアノをやっている人にはぜひとも読んでほしいです。 ピアノしていなくても楽しめます!! エリートではない少年がピアノを通して成長していく、ちょっと現実ではありえないような設定もありますが、ハマります。 音楽を聞きたくなると思います。 子ども時代の絵はかわいらしいですが、成長していくので、応援したくなります。感動できるところもあるのでお勧めです。
あらゆるジャンルのなかで、好きなものは数多くあると思いますが、1つのものに夢中になることの素晴らしさを感じられる一作。才能や環境で人生観も左右されるが、それを上回る熱量や家族との関わり方を考えさせられる名作。ピアノをやってるわけではなかったが原点。
もともとピアノの音色が好きだったので、ピアノの漫画ということで1巻を読んでみました。少年とピアノを通してストーリーが進んでゆきます。 森の壊れたピアノを引いていたのは、カイという天使のような不思議な少年だったことがわかったシーンが印象に残ります。
昭和50年代世代から見ても、全てがノスタルジックで、一回り上の世代の、思い出の記憶を見ているような気持ちになる。作品内にがこの時代だったからこその描写があるので、今の若い人が読んだらかなりギャップを感じる場面があるかもしれない。そういう時代だったんだなーくらいの感じで読むのが良いと思う。 どの作品の登場人物にも共通するのは、恥ずかしいほど本音を赤裸々に語って不器用にぶつかってく姿。一色まことの描く人物たちは、男女どちらの視点にも長けていて、特に男目線で読んでいると、作者は男性作家なんじゃないかとすら思ってしまう生々しさを感じる。 改めて読み直してみると、3話目の「野郎なんかにゃわかるまい!」をはじめ、女性のルッキズムに関わる話も多く、マンバ通信のトミヤマユキコさんの連載コラム「少女マンガのブサイク女子考」のテーマとも少し被る部分がある。青年漫画とはいえ、同じテーマとして興味があれば読んでみるのも有りだと思う。 https://manba.co.jp/manba_magazine_authors/18 短編の中で、特に好きで何度か読み直してるのは、「いつも一緒」という幼馴染の太った男女が一緒にダイエットするお話。これも見た目の悩みから端を発するストーリーなのだけど、2人が頑張る過程と、オチ終わりは何度読んでも良い読後感があるので、この短編だけでも強くお勧めしたい。もちろん表題作も。 過去の初期短編集「どいつもこいつも」も読みたいのだけど、絶版で未だに読めてないのでいつか読みたい。(電子化のリクエストをしておこう)
※ネタバレを含むクチコミです。
ピアノをやっている人にはぜひとも読んでほしいです。 ピアノしていなくても楽しめます!! エリートではない少年がピアノを通して成長していく、ちょっと現実ではありえないような設定もありますが、ハマります。 音楽を聞きたくなると思います。 子ども時代の絵はかわいらしいですが、成長していくので、応援したくなります。感動できるところもあるのでお勧めです。