冬の寒さがより寒くなる冬の恐怖体験私がスキーを続けている理由。それは2年前、私を助けてくれた、スキー場のインストラクターの凌介。巧みにスキーをあやつり、まさに白馬の王子さま。彼とは冬しか会えない遠距離恋愛。それでも幸せだった――そして、いつも彼が抱えているDパック。何が入っているのか……。「えッ!? いま動いた?」まさか見間違えよ……そのDパックの中身を知ったとき、彼の秘密の全貌が明らかに!!!
周囲の反対を押し切ってつかんだ幸せなのに……入社したときからずっとあこがれていた上司。でも、彼には奥さんがいた――。でも、彼と一緒に暮らしたい……、愛されたい……。まさか、奥さんがベランダから転落死してしまうなんて私があなたの代わりに彼を幸せにするわ!そう誓ったはずなのに、部屋の窓には死んだはずの奥さんが!!!「許して! あの祠に願ったのはなにかの間違いよ……」次々と起こる恐怖体験はいったいなんなのか?誰が原因なのか…?
5年前事故死した彼との思い出の地は死の真相を知っていた――かつて愛した彼との思い出の地を再び訪れると、彼の奥さんと娘に出会ってしまった。こんなこともあるのね…なんて彼のいない寂しさをかみしめていると彼が事故死した湯畑にひとりの少女が立っていた……「幽霊? まさか! 単なる見間違いよ……」さらに偶然がかさなり、彼の奥さんたちと同じホテルに泊まることに。部屋にもどると「たすけて……」という“か細い声”が聞こえてくる……いったいコレはどういうことなの!?次々と襲い掛かる恐怖体験はいったい何を訴えているの?
出るわ出るわ、言い訳人間のオンパレード! 漫画家の私の周りには、困った人がい~っぱい! アシスタントのA子は遅刻の常習犯。駅で改札を故障させてしまったからって絶対ウソでしょ!同じくアシスタントのB子は居眠りばかり。不眠なんて言ってるけど、本当は徹夜でゲームしているんじゃないの? 痩せられないC子が引き出しに隠していたものとは……。さらに友人D子は結婚できない女! 男の人と付き合ったことがないくせに理想が高いし、警戒心ばかり強くて、も~! 付き合っていられません! あとは「生理」を利用する女も許せない!どの人もこの人もバレバレなんですからねッ!
インターネットを通じた「出会い」が大きなトラブルを招いた!退屈な入院生活のなかでメールにハマった私。顔も知らないメル友だけど、心ときめく言葉をくれるの。ある夜ついに電話までかけちゃって――。それが恐怖の始まりだった。退院後、自宅付近をうろつく不審な車。大量にやってくる気持ちの悪いメール。あんなに優しかったメル友は変わってしまった。こんな悩み家族に言えない! でもこのまま恐ろしさに耐えることもできない――!一体彼女の運命は?軽い気持ちの出会いが破滅のきっかけとなる。あなたも気をつけないと――。
そうだ、思い出したわ。私には愛する人がいたんだ――記憶を失った娼婦“氷の女”を追いかける若い芸術家。彼は氷の女を自分の個展に連れて行き、本当の名前は“亜美”だと告げた。そう、彼は亜美の恋人だったのだ。亜美は哀れな女だった。天才画家の岸田に嫁いだはいいが、岸田は亜美を立身出世のための道具としか見ていなかった。夜な夜な複数の男たちに陵辱される亜美。いつしか彼女は岸田の愛弟子、幸久に惹かれていった。逃避行に失敗し、はなればなれになっていたふたりは今、再会した! この恋の行方は――?
青春時代の想い人は、危険なオトコに変貌していた! 一夜の冒険が始まる夫婦関係にマンネリを感じていた和美は同窓会で、16歳の頃の片思いの相手・一ノ瀬と再会した。しかし文武両道だった憧れの君は、どこか不良の香りをただよわせるようになっていた――。強引に奪われ、成就した恋。想像していたロマンチックなシーンとは遠く、まるで獣のようなセックス。「これでもう思い残すことはないよ……」一ノ瀬は麻薬を巡りトラブルになった相手から追われていたのだ。逃げなくては!私たちもう会えないのかしら?きっとそうだとしても、この想いは色褪せずに残るはず――。そして冒険は終わる。
あのとき優しくしてくれた女の人は、一体誰だったのかしら――?本当は温かい家庭を作りたいのに、どうしても娘に厳しく当たってしまう。手なんてあげたくないのに。今の私、母親にそっくりだわ。追い出した娘を探しに、私は外へ出た。暗い道を通った先に出会ったのは、子供の頃の私!? こんなに腕がアザだらけで……。なんて酷い親なんだろう。しかし母もまた被害者だった。母もまた私のように男からDVを受けていたのだ。私はナイフで義父を――!気がつけば元の世界に帰っていた。これからはいいママになろう、心の底からそう感じた。だからこの連鎖を断ち切らねば――。この不幸の連鎖を――。
田舎暮らしの退屈から手をだした出会い系サイトの恐怖体験上司の無理難題から身も心も壊した夫。その療養をかねて田舎の営業所へ転勤し、一からやり直すことに。初めての田舎暮らしとあり、いろいろ不安はあったものの、夫も息子も幸せそう。でも私には田舎暮らしは退屈……。ついつい出会い系メールにはまってしまった。最初はいい人だと思ったら、まさかあんなことになるなんて……
行きずりの男とのちょっとした火遊びが私の運命を変えた結婚してから私は旦那一筋、いい妻だったわ。でも、みんな適当に楽しんでたなんて知らなかったわ――「ねえ、彼女。一人?」まさか声をかけてくる人がいたなんて……嘘みたい……見知らぬ男の誘いにのってちょっと冒険してみようかしら――ちょっとした火遊びのつもりがこんなに会いたくなるなんて、まさか彼と私、夫の関係がこんなことになるなんて信じられない!でも、私、いま最高の気分……
私はあなたの娘よ、お父さん……。でも、もう……力が尽きちゃったの……。私が36歳のときに母親が亡くなり、ひとりになった父親と家族で同居することになった。もともと頑固で癇癪もちの父親だったけれど、認知症になってからは悪鬼と化した!四六時中食べ物を求め、ところかまわず排泄し、暴れ回り、家族を殴りつけ、娘の私のことを家政婦としか思っていない。でもお父さんを施設に入れるなんて可哀想よ……。やがてうつ病を発症し、死ぬことばかり考えるようになった私。でもお父さんを残していけば夫たちに迷惑がかかる。だから一緒に死んでね、お父さん――!
人気タレント・ミウのマネージャーを務めるのは、実の母親である正代。やり手の正代はミウを完璧なスターにつくり上げる。芸能界トップで居続けるために初めての恋も粉々に壊された。「自由をちょうだい、ほんの少しでいいから……」そしてミウは母親の過去を知る。あの女は自分の惨めな人生を塗り替えるために私を利用しているだけでしかない……! 愛されるために生まれてきたわけじゃない、私はただの復讐の道具だったんだ……!少女は母に立ち向かう。「さようならママ……」ミウは晴れやかな笑みを浮かべた。
私がやったのよ。そう、お金がほしかったのよ……悪びれることなく実母を殺害したという姫宮桐子(38)。彼女は10年前の離婚以後、息子・了とともに暮らしていたがパートだけでは生活が成り立たず母親に頻繁に金をせびっていた。事件の担当刑事は桐子の証言と事実に違和感を感じはじめ、その背景を探ることに。次第に明らかとなる事件の背景。そこには桐子が幼少時代に負った心の傷であり、「買い物依存症」という心の病があった。彼女は本当に実母に手をかけた悪人なのだろうか?
実の両親と姉、3人の殺害に至ったその理由は何?高校の校長をする厳しい父と世間体を気にする母。有名大学を中退し、職を転々とし引きこもってしまった弟。「あいつら、父さんと母さんは俺が死ねばいいと思っているんだ!」そんな台詞を吐き捨てた弟に、胸の奥から言いようのない不安が……そして思い出のバットを手にした弟が凶行におよんだ――
草木も眠る深夜に掛かってくる嫌がらせの電話。決して相手が名乗ることはないが、その正体は分かっている――それは高校生の時につきあった彼。はじめて私がカラダをゆるした人…ずっと一緒にいられる人だと思ったのに、大学進学とともに疎遠になり別れてしまう。しかし、卒業後、突然彼から連絡が入りつきあうことに。「彼のために料理や洗濯をすることがささやかな喜びだったの…」「いや、セックスフレンドになろう」と想像だにしなかった彼からの告白。そんなことはできない! 別れを選んだ私。時は過ぎ、幸せな家庭を築いた今、恐怖のベルが今夜も鳴り響く!!!
白昼に起きた美人主婦殺人事件! 被害者・晴子はなぜか手首から先を切り落とされていた。加害者・喜代美もまた主婦で、彼女と被害者は小さな頃からの“親友”だった。まるで姉妹のような二人の間には誰も入りこめないと思われていた二人が一体なぜこのような凄惨な事件を引き起こしてしまったのか?人気者の晴子が陰気な喜代美と親しくしていた裏には、女同士の恐るべき愛憎が存在していた。喜代美は晴子の手でしか悦びを感じることができない。男を次々と手玉にとっていく晴子が本当に愛しているのは私だけ――ではなかった!
お隣さんはとても素敵な女性。私に料理や裁縫を教えてくれる、まるで亡くした母のような人――隣人と親交を深めるたびに違和感を覚える瞬間が次第に増えていく。「もしかしてこの人は私たち夫婦の生活を侵略しようとしている?」まさか夫を誘惑しようとするなんて! もう絶縁するしかない! このマンションを引っ越しましょう!それでもストーカーとなった“隣人”の監視からは逃れられない。やがて明かされる女の真実。やめて、私の赤ちゃんに手を出さないで!
他の子供たちはいらない。でもこの娘だけは使える――覚せい剤中毒の母親は、小学校6年生の娘に化粧を施し……。私は中学生にして複数回の中絶を経験。そして覚せい剤の味も覚えた。それは覚醒剤中毒の母のせい。母親の再婚相手はアザだらけの私に同情を寄せる。そしていつしか同情が愛情に…。「あんたが出て行きなさいよ!」初めて私に背いた娘。許さない……! 許さない……! お前らふたりとも破滅させてやる!
初めての育児でノイローゼになりつつある私。誰かに頼らないとどうにかなってしまうそう…。そこで“レンタル姑”をお願いした。百戦錬磨の女性が育児の相談に乗ってくれるし、嫁姑問題なんて考えなくてもいい!これが私の求めていた理想の母娘関係だったんだわ!でも……最近ちょっと変なの…。なぜか少しずつ家のお金がなくなっていくの…。どうかんがえても犯人はあの人しか考えられないけど……お願い! 嘘だと言って!とうとう証拠を突き止めた。これまで優しかった“レンタル姑”は本性を見せた――
真っ暗闇の中、薬で眠っている息子を船にのせて海に沈めた。その瞬間、薬から目覚めた息子がもがきながら水面から顔をだした……息子の目に映る母親の顔はどんな形相だっただろうか――こんな怖ろしいことが起きるきっかけは約10年前、仕事の関係で夫を訪ねてきた男。彼は舐めるような目で初対面の私に熱い目線を送っていた。夫の愛人問題、そして嫁姑問題。わたしは疲れていたのよ。あんな男にカラダを許してしまうなんて……そして、夫しか知らなかった私は彼のいいなりになってしまう――
まさか1度は愛した人に殺されるなんて……美容師の専門学校時代の私を見いだしてくれたのは私の憧れの美容師。そして「あなたのような有能なスタッフを探しているところなのよ」とさそってくれるなんて、嬉しい。それに「愛してる…」なんて告白までしてくれた!先生とはうまくいっているつもりだった。でも、私の作品を先生が横取りするなんて…!そして初めての彼氏が…
塀の外も中も私の居場所はないの!?物心ついたときには父の姿はなく、小料理屋を経営する母ひとりに育てられた。そこで働く板前の広志は母の恋人。高校から帰ってきたとある日、カラダを重ねるふたりの姿を見せつけられた――そしてついに広志の毒牙に掛かってしまう。高校を卒業し、逃げるように家を出た私に突然、広志から母が倒れたという一本の電話が入った。取るものも取りあえず家に向かうと、私のカラダを貪ろうと広志が待ち構えていた!思わず手にした包丁で……幸い命に別状はないものの、現行犯逮捕で私は刑務所に収監されることとなった。そこに待ち受けていたのは塀の中の女たちだけの容赦ないヒエラルキーだった……
女が愛していたのは“お金”だけ??埼玉の閑静な住宅街で起きた車両火災。当初は既婚男性の自殺とみられた。しかし、自殺ではなく、妻による殺人事件だった??被害者は浅丘洋平(41)。数年前、スナックで出会った夜の蝶、京子に惚れており足繁く通っていた。京子はホステスとしてはすでにギリギリの年齢。そろそろひと区切りを……と考え、スナック経営に乗り出すことを考えていた。洋平は勤め先で経理を担当していたため、京子のスナック経営の相談に乗ることに。さらに洋平は京子に経営資金も貢ぎ、スナックは順調にすべりだした。そして二人は結婚することとなる――それが悲劇のはじまりだった。京子は洋平に対して恩は感じているものの、愛しているかは分からなかったのだ。そして数年後、夫を殺してしまう――
女の幸せをつかもうと足掻いた先に待っていたのは多額の借金私は派遣社員としてバリバリ働くものの、出会いもなく、若い女の媚びた声にむかつくようになった36歳の独身女性。近所の暇そうな専業主婦たちは「もう40近いんでしょう? 何か体に欠陥でもあるのかしら?」「ひょっとしてレズかもしれないわよ」と結婚しない私の勝手な噂話で盛り上がっている。家では母親が「女は結婚し、子供を産んでこそ、女としての幸せをかみしめることができるのよ」と追い打ちをかける。“よし、何が何でも結婚してみせる!”と一念発起。しかし、彼女に待ち受けていたものは……