この漫画はオムニバス形式であり、どの巻から読んでも話の流れがわかります。 胸くそ悪いエピソードもあれば心温まるエピソードもあり、エピソードによっては好き嫌いが別れますが、どちらにせよ癖になります。
「村上絵里」での真咲もめちゃくちゃ性悪!! 絵里が隆司を好きなことを知りながら、彼と付き合う。隆司に「他の女子と関わらないで」と脅し、いじめと言わんばかりのDVを繰り返す(実際「気にするな」は「何も聞くな」という無言の圧力かもしれず、絵里にちょっかいを出した女子が隆司の登場で「これ以上彼に近づいたら、真咲にいじめられる」とおびえている)。その上で隆司に近づく自分以外の女子(特に絵里)を見下して嫌味を言うことも厭わない(真咲がクラスを恐怖支配しているようなもの)。 隆司は真咲に対して強い愛情もなさそうだが、離れることもできずクソみたいな彼女とズルズル関係を続ける彼。絵里が彼の救世主になってくれたら良いのだけど……。 この展開は最近ネット広告で見る「君がそれを愛と呼んでも」と似た要素が多いな。
※ネタバレを含むクチコミです。
やはりどうも下記の2作の少女は、恋愛面でろくなことをしないために酷い結末になっている気がします(自業自得である気もする)。 また、共通点としては父親が暴力的なんですよね。 そもそも虐待は犯罪であり、能動者も受動者もろくな者に成長しないのにと思います。 「回収リスト 飯田 万里」の万里 ・友達より男を優先する。 ・自分が幸せであれば、他はどうでも良い。 ・友人に忠告されても、自分の恋愛にものを言わせて無視する(これは後藤も悪いが、自分以外の女子を邪魔に思うなよ、万理)。 「回収リスト 村上 絵里」の真咲 ・絵里が隆司を好きであることを知りながら、平気で隆司と付き合う(好きであることを知っているなら、隆司と絵里の関係を認めて身を引けよ)。その上で隆司に「他の女子と関わらないで」と脅して束縛する(ただのデートDVだぞ)。 ・クラスメイトを誑かしている。 ・地味だからという理由で特定の1人(ここでは絵里)をはぶり、絵里に平気で嫌味を言う(絵里が歪んだのは真咲のせいである)。 ・自分が幸せであれば、他はどうでも良い。 ・自分が悪いことをしても、自分のいじめに等しい行為を棚に上げて被害者ぶる。
この漫画はオムニバス形式であり、どの巻から読んでも話の流れがわかります。 胸くそ悪いエピソードもあれば心温まるエピソードもあり、エピソードによっては好き嫌いが別れますが、どちらにせよ癖になります。