怖いが癖になる
この漫画はオムニバス形式であり、どの巻から読んでも話の流れがわかります。 胸くそ悪いエピソードもあれば心温まるエピソードもあり、エピソードによっては好き嫌いが別れますが、どちらにせよ癖になります。
あらすじ
五十嵐芽愛は、非常に気前が良い高校1年生です。
そのため、一部を除く男女から高く評価されています。
何より芽愛は、大会社の社長を父に持つ社長令嬢です。
芽愛本人は「お金さえあれば世の中は上手くいく」と思っています。
そのような中、芽愛に話しかけた男子がいました。しかも、芽愛が好意を寄せているクラスメイトの碧生でした。
碧生にアプローチをする芽愛、ある日、碧生が使っているバッグがボロボロであることに気が付きます。
そこで芽愛は、碧生に新しいバッグを買ってプレゼントすることにしました。
翌日、碧生がバッグを探していると、芽愛は有名もののバッグをプレゼントします。
しかし、碧生は「こんな高そうなものもらえないって! しかもバッグ持ってるし……。」と驚き、断ります。
芽愛がかのボロボロのバッグを捨てた旨を話すと、碧生は「勝手なことをするな」と怒鳴ります。
その後、碧生は芽愛に謝罪しました。そして「五十嵐にもあるだろ? お金じゃ買えない大切なものとか」
そのようなものなどなく、むしろ高くて新しいものの方が良いと芽愛は思っていました。
さらに悪いことに、かのボロバッグは、碧生の彼女である桜のお手製だと言うことでした。
その様子を見た芽愛の友達は「碧生の幼馴染みみたいだよ、付き合ってるとかじゃないから安心しなよ」と芽愛をなだめますが、芽愛は桜を毛嫌いしています。
見る限り、桜は碧生が自分以外の女子と話していないか不安がっており、その上で時間を見つけて芽愛に詰め寄るのではないかと画策していた模様です。
そこに人間回収車が通りかかり、芽愛と友人たち3人は何だろうかと驚いています。
すると芽愛は「あの女回収できない? いらないんだよね」と、桜を回収させるように黒ずくめの青年に依頼します。
すると、黒ずくめの青年はためらいもなく桜を捕まえました。
桜は「ちょっと!」と抗いますが、ものの短時間で意識を失いました。
芽愛は黒ずくめの青年にお金を支払おうとしますが、回収するのにお金はいらないと説明を受けました。
行ってしまった……。
感想
ここでは芽愛がメインであり、碧生と桜の実際の関係はわかりません。仮に幼馴染みであれば、幼少期についてもあるかもしれないので。
芽愛と桜が、恋のさや当てである可能性も低くはなさそうです。
※あくまで個人の感想です。
「こちらは人間回収車です。ご不要になった人間はいらっしゃいませんか?」どこからともなくやってくる黒ずくめの軽トラック…一見粗大ゴミの回収車、でもその車の回収するものは不要になった人間だった!恨み・妬み欲望のドラマに巻き込まれ、不要になった人間が今日も回収されていく…
「こちらは人間回収車です。ご不要になった人間はいらっしゃいませんか?」どこからともなくやってくる黒ずくめの軽トラック…一見粗大ゴミの回収車、でもその車の回収するものは不要になった人間だった!恨み・妬み欲望のドラマに巻き込まれ、不要になった人間が今日も回収されていく…