怖いが癖になる
この漫画はオムニバス形式であり、どの巻から読んでも話の流れがわかります。 胸くそ悪いエピソードもあれば心温まるエピソードもあり、エピソードによっては好き嫌いが別れますが、どちらにせよ癖になります。
※番号は回収リストのものを掲載する
21
芽愛は幼少期に仲間外れにされたことがもとで、お金にものを言わせて威張るようになってしまったのではないでしょうか。
芽愛の過去の描写から、芽愛は碧生や桜が言うような悪い人間には見えません。むしろ、芽愛の心の傷を広げた桜の方が裁かれるべきではないかと言うのが正直な感想です(回収リスト26にも似たような経緯で主人公の心が歪んでいる描写がありました)。
22
これは明らかに沙良が悪いです。
過去に嫌なことがあり、そこから勉強に力を注ぐようになったのであれば同情の余地はあります。しかし、その描写がないため、単に独断的な正義が横行してしまったようです。
また、仮に薫の話をきちんと聞けば防ぐことができる悲劇なのにというのが正直な感想です。最後に沙良は自分の行いを反省していましたが、時既に遅しです。
23
ネットで知り合った者とは容易に会わない、その通りです。
携帯電話には面白い要素もたくさんある分、現実世界とも向き合っていかなければなりませんね。また、菜月の母も娘と向き合う時間を作れば良く、嫌がらせを受けている娘を助けろというのが正直な感想です。
これは小太りの男性(カズ及び綾乃)も悪いです。逆恨みは格好悪いです。
24
こちらは改心モノですね。
回収されたとしても、とことん莉緒を思ってくれる先生は非常に良い人としか言いようがないです。将来、あの先生のような人間になりたいです。
もちろん改心した莉緒も素晴らしく、今後はビッグになるだろうと内心では期待しています。
25
大丈夫かな、亜美。←まずここです。
同級生が悪ふざけの感覚で亜美を回収させたのは腹が立ちます(待っている訳ではない、ではないぞ)。
先生や母が亜美の話を聞こうとする姿勢は嬉しいです。しかし、なぜ亜美は生活費を盗むなどという真似をするのだろうか。
親も人間だが、見放す理由がわかりません。きちんと子供に寄り添うべきだと思います(ビリギャルの母を見習え)。
「こちらは人間回収車です。ご不要になった人間はいらっしゃいませんか?」どこからともなくやってくる黒ずくめの軽トラック…一見粗大ゴミの回収車、でもその車の回収するものは不要になった人間だった!恨み・妬み欲望のドラマに巻き込まれ、不要になった人間が今日も回収されていく…
「こちらは人間回収車です。ご不要になった人間はいらっしゃいませんか?」どこからともなくやってくる黒ずくめの軽トラック…一見粗大ゴミの回収車、でもその車の回収するものは不要になった人間だった!恨み・妬み欲望のドラマに巻き込まれ、不要になった人間が今日も回収されていく…