少年マンガの名バトルを語る「マンバ読書会」開催!
梶原一騎先生の 名作量産が凄すぎる。 「あしたのジョー」「タイガーマスク」とか ボクシングとプロレスの押しも押されぬ二大漫画。 格闘技としては「空手バカ一代」「四角いジャングル」がある。 その他、野球漫画もほぼバトル形式で名作が多数あるし、 「愛と誠」なんて、愛とは戦いである、という恋愛バトル漫画だったし。 漫画原作者というより、バトル物著作があって漫画化の 相性が良い感じなのは夢枕獏先生の作品。 「飢狼伝」シリーズなど。 自分は「真・飢狼伝」が好き。 時代を超えた浪漫や親子愛まで描いているので。
作画&原作、での名タッグと言えば?
梶原一騎先生が多数の作家さんと組んで 名作を生み出したことが凄いと思いますし、 なかでも「あしたのジョー」は 原作の梶原先生と作画のちばてつや先生が がっぷり互角に組み合いながら更に偶然も作用して 生まれた奇跡の名作だと思っています。 武論尊先生&原哲夫先生の「北斗の拳」 大ヒット作で名作だと思います。 けれど個人的には平松伸二先生との 「ドーべルマン刑事」のほうが両先生の 持ち味が、余すところ無く発揮されている良作とも思っています。 小池一夫先生。 作画・池上遼一先生との作品が印象が強いのですが、 他のペンネームとかで多数の作品があるみたいですね。 作画の先生の側からしたら、面白いし作画しやすい先生だったのかな?
こんな話だったの!?って思った漫画
梶原一騎だけど「四角いジャングル」 ラスベガスに兄を探しに来た赤星潮がジャッキーチェンの「スパルタンX」にも登場したベニー・ユキーデと戦うマンガかなと思っていたら、途中で現実世界とのリンクが強くなり、当時のアントニオ猪木/極真空手/ムエタイ/キックボクシング業界話が多くなり主人公であったはずの赤星潮は格闘技大会の前座や通訳の出番しかなくなっていった...