表題の地獄星レミナは謎の星を発見して娘の名前である「レミナ」をつけたりと微笑ましい感じだったが動きを確認していたら星側が見られていることに気づいて地球に向かってくるという感じで話が始まる。この辺に関してはなんとなく面白いなと思うぐらいだったが「地獄星レミナ」が地球に来たあたりから最高に面白くなる。星が地球を見る描写や地球を舐めた後の壮大な表現とかがむちゃくちゃ好き。
アイズナー賞受賞作品ということで読んでみました。表題作の地獄星レミナと億万ぼっち、どちらも救いがなくて謎だらけで「え!ここでおわりなの…」という終わり方なのが印象的だった。 恐ろしい内容に反して、レミナの舞台がいかにも昔の人が考えた未来の世界なのがほっこりする。AppleWatchみたいな端末がいい。逃げる最中ずっとファイマーマンズキャリーで運ばれてるところもじわじわきた。 億万ぼっちはみんなが家の中でさえソーシャルディスタンスしてて今の時代を先取りしてるなと思った。集合遺体にはなりたくない…
※ネタバレを含むクチコミです。
怖くないです。むしろ笑えます。〇〇すると溶けるって発想もすごいです。 主人公の邪悪な妹・ちずみに片思いされちゃった智人くんがかわいそうでしたが、ドロドロに溶けてビン詰めされた人間達が軟禁された智人くんを助けるシーンがなんとなくメルヘンで好きでした。
ホラー漫画家 伊藤潤二の猫漫画エッセイ。 伊藤潤二は好きで他のはほとんど読んでいるがこれは読んでいなかったので今回読んだ。伊藤潤二と同居人と猫の共同生活のエッセイで猫の可愛さと不気味さを十二分にでていた 個人的には伊藤潤二が寝る際に猫を撫でていたと思ったら毛布だった話が最高だった。終わり方が双一シリーズの感じがした
回を重ねるごとにむちゃくちゃになってそれと重なるように秀一の諦めの加速していく。 最初の頃はまだなんとかしようとがんばっていくが途中からなんでも「うずまき」のしていきだんだん投げやりな感じになのがいい。 あとヒトマイマイと魚の目はトラウマレベルの内容
本屋のネコ特集棚でなんとなく立ち読みして即買いした、いまのところ自分の中では猫マンガのトップに君臨し続ける一冊です。 絵は著者の普段のタッチを変えておらず、そんな恐ろしく猫を描くな!と言いたくなりますが、文句を言いながらもせっせとお世話する著者の姿に猫への愛情がじんわりじっとりと伝わってきます。同居人との猫に懐かれ度を競うなど大人げないバトルは本当に笑えます。 猫を飼うって大変なんだな、ということを一冊通して学びました。わたしは猫アレルギーなので猫飼いにはなれないのですが、飼ったらネタの宝庫なんだろうなと羨ましくなります。 以前、この画像のコマがプリントされたTシャツを見つけたとき、買うかどうか本当に悩んだけど買わなかった。でも未だに後悔してるので次見つけらた買おうと思ってます。
ホラーと言うよりスペクタクルロマン。 謎の惑星が地球を襲い、その惑星を宇宙に引き寄せた博士とその娘に責任があるとして殺害しようとする人々から逃げ回るという話。 命の危険が及ぶと自分が生き残るためにとことん醜い姿を晒す人間たち。 最愛の人を失いながらもなんとか逃げ回るうちに、惑星レミナも地球へ接近してくる。そして惑星レミナの実態とは…!? こんな絶望的なことある?という展開でも、伊藤潤二の手にかかればコメディを読んでいる気分に。 惑星レミナに高速回転された地球の周りを、風にのって世界一周してしまう時の景色は壮観。いや高速回転てなんだよ、という感じでしょうが、ベローンてされてクルーーッとなるんですよ、これが。
人間失格と検索しただけでこんなにあるとは思いませんでしたがやはり伊藤潤二がどんぴしゃのようですね。内に秘めた、暗い人間らしい表情が、太宰治の作品には合っていると思います。 女がいなければ、もっとまともな生き方ができたのかな… ヘラヘラして、適当で、顔と言葉だけで女を好きなように利用してきた男なのに…読後は「かわいそうな人だったね…」という感想が出てしまう。このほっとけなさ、庇護欲を掻き立てる不安定感はやはり素晴らしいですね。
表題の地獄星レミナは謎の星を発見して娘の名前である「レミナ」をつけたりと微笑ましい感じだったが動きを確認していたら星側が見られていることに気づいて地球に向かってくるという感じで話が始まる。この辺に関してはなんとなく面白いなと思うぐらいだったが「地獄星レミナ」が地球に来たあたりから最高に面白くなる。星が地球を見る描写や地球を舐めた後の壮大な表現とかがむちゃくちゃ好き。