1巻読了。 北極百貨店には、絶滅危惧種の動物を含め、色々な動物がやってくる。 お客様の要望は、それぞれ違う。 百貨店に物を買いに来るのはもちろんのこと、心地よさと気遣い、笑顔等、心にも優しい満足感がリピーターを増やし、百貨店の評判にもつながる。 そのカギを握るのがお客様の要望に応える、コンシェルジュ。 秋乃さんは、新人のコンシェルジュ。 上手くいかにことも多々あるが、お客様が満足するように日々奮闘する。 とても、清々しい漫画♬
ほんわかした表紙に惹かれ、読みましたが百貨店でコンシェルジュとして働く秋乃さん。 だが、来るお客様は動物(絶滅危惧種とのことで、私は聞いたことない名前が多々) 奇想天外だなと思ったけど、読み進めると話がしっかり作り込まれてる感じが伝わるし、相手目線で常に動くサービス業についても知れて、さらりと良い言葉も出てきて良かった。面白い。 思わず、あ、いい言葉。とスクショしたとこもあるくらい、引き込まれた作品でした。
こういう話だったのか…と全2巻読み終わって「ふぉ〜」とため息が出ました。 著者のファンからすると、あらすじにある"王道のファンタジー"って引きにならないというか、う〜ん?と思ってしまい、今まで1ページも読んでませんでしたが、完結を機に読みました。絶滅動物があつまる百貨店を舞台に人間が奉仕するような設定のこの漫画の、存在意義(メッセージ?)みたいなものが分かった気がするので、読まず嫌いも甚だしかった。東堂さんみたいな変な人もちゃんといて「これこれ!」という嬉しさも有り、高級百貨店のコンシェルジュという仕事の奥深さもしっかり描いて勉強になる。秋乃ちゃんの成長も自分のことのように嬉しい。 9話「嘘のお客様」がいちばん好きです。 なにより、この方の漫画をA5判で読むととても贅沢な気持ちになる。本っっっ当に絵が上手い…。(漫勉に出てほしい) まだ通して1回しか読んでませんが、読めば読むほど味わいが深まるスルメ漫画だと思います。
帯コメントで、石黒正数先生に“絶対に敵に回したくない天才”と、江口寿史先生に“嫉妬に目がくらむ”と書かせる存在、西村ツチカの短編集。 絵柄やカラーセンス、効果、画面構成まで唯一無二の表現なのは一目瞭然ですが、話によって表現方法を自由自在に変えられるのも西村氏の特徴であり、それを楽しめるのは短編集ならでは。 もしかすると、万が一にでも、表紙の雰囲気だけでとっつきにくさを感じている人もいるかもしれない。 実際、読みにくさは全くなく、漫画のことが好きな人が描いた漫画だなぁ、と感じます。同時に、こんなのを描けるなんてすごいなぁ、いいなぁ、ずるいなぁ…とまさかの江口寿史先生と同じ感情が生まれる。 自分が“漫画好き”だという自覚があるなら絶対に読むべき。
いつだったか、石黒正数先生の読切か何かを読みたいがために買ったコミックリュウに、本書に収録されている「ピューリッツァ賞」が載っていました。 それが自分と西村ツチカ作品との出会いだったのですが、読んだときは例えるならば、脳天に雷が落ちて全身を電気が走り、白目をむいて痙攣したほどです。「これを描いたのは一体どこのどいつだ!!西村ツチカ?誰だ西村ツチカって〜〜〜ッッ!!!!」 大げさに言えば、そんな感じでした。 こうして短編集になってしまえば、ピューリッツァ賞だけが特別面白いわけではなく、あ〜全部面白いんだな〜ということがわかるんですが、その時の衝撃がどれほど強かったかは今でも忘れられません。 余談すぎる余談ですが、この短編集だけを読んだ時点では西村ツチカ氏は女性なのかな、と想像する人が多いはずです。 しかし、コミティアでご本人にお会いした際にとても驚いたことを記しておきます。(同人誌即売会あるあるですけどね。)
これまた可愛らしい漫画だなと思って読んでみました。 動物モノはもちろん、コンシェルジュって面白い漫画多い気がする。 良かったです。ほんとに。動物さまの為に人間がご奉仕するなんて最高。 言葉がわかるなら私もボロボロになるまで絶滅危惧種の為に直接的に働きたいです。 かわいい~とかだけじゃなくて、いかにコンシェルジュとして気転を利かせて動くか、広い視野で見ているか、そんなところも少し考えながら読めるので、ちょっと役立つ内容です。
【掲載誌】 ビッグコミック2017年23号(2017年11月25日発売)に掲載 【代表作】 『北極百貨店のコンシェルジュさん』 『さよーならみなさん』 【受賞歴】 『君の動き』 月刊COMICリュウ 龍神賞 銅龍賞 受賞 『西村ツチカ作品集 なかよし団の冒険』 第15回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞 受賞 【公式ページなど】 西村ツチカブログ http://tsuchika.exblog.jp/ Twitter https://twitter.com/tsuchikamanga pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=602741
【掲載誌】 ビッグコミック2017年3月増刊号(2017年2月17日発売)より連載開始 【代表作】 『さよーならみなさん』 『かわいそうな真弓さん』 【受賞歴】 『君の動き』 COMICリュウ 龍神賞 銅龍賞 受賞 『なかよし団の冒険』 第15回 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞 受賞 【公式ページなど】 ビッグコミックBROS.NET https://bigcomicbros.net/comic/concierge/ Twitter https://twitter.com/tsuchikamanga Pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=602741 西村ツチカ ブログ http://tsuchika.exblog.jp/
ある日を境にどんどん若返って行くようになってしまったおばあちゃんの話「かわいそうな真弓さん」などが収録された西村ツチカの作品集。 表題作の「かわいそうな真弓さん」はシンプルな話しながら、クライマックスの運びは圧巻。色々あるけどどうにかやっていこうと前向きになったところで人生の不条理にやや狂った調子で崩れて行く日常がとても印象に残っている。 表現・テンポ・世界観のどれもが独特で場合によっては読む人を選ぶかもなとも思うが、屈折していて癖があるキャラクターが多いなと思いながら読んでいたが、読み終わってみると結構純粋な思いで突き動かされていたのかもなと評価が変わった。折を見てなんども読み返すことになる作品になりそう。
この口どうなってんの
1巻読了。 北極百貨店には、絶滅危惧種の動物を含め、色々な動物がやってくる。 お客様の要望は、それぞれ違う。 百貨店に物を買いに来るのはもちろんのこと、心地よさと気遣い、笑顔等、心にも優しい満足感がリピーターを増やし、百貨店の評判にもつながる。 そのカギを握るのがお客様の要望に応える、コンシェルジュ。 秋乃さんは、新人のコンシェルジュ。 上手くいかにことも多々あるが、お客様が満足するように日々奮闘する。 とても、清々しい漫画♬