1901年のイギリス・メイベリーに巨大な物体が落下した。それは世界を破滅に誘う終わりの始まりだった――。
発明家のジョンは、時間を旅する機械の開発を行っていた。模型による実験を経て、試行錯誤の結果、ついにタイム・マシンを完成させる。圧縮された時間のなかを順調に移動しているかに見えたが……。サイエンス・フィクションの巨人、H・G・ウェルズの代表作『タイム・マシン』を、原作の雰囲気そのままにコミカライズした良作。
「石森章太郎の名作絵どうわ」シリーズ1~6巻(ひかりのくに刊)として出版された絵本、『たからじま』『海底二まんマイル』『マッチうりの少女』『三じゅうし』『おおかみ王ロボ』『宇宙せんそう』をまとめた希少価値の高い1冊。お話はすべてひらがなで書かれた幼児向け童話だが、石ノ森章太郎らしい大胆で躍動感あふれる見開き絵は圧巻!なんと巻末には、シリーズ7冊目『人魚姫』の未完成原稿を収録!