SDガンダムフルカラー劇場

冷却シートで冷静さを保つZガンダムが見られるのはフルカラー劇場だけ!

SDガンダムフルカラー劇場 あずま勇輝
サミアド
サミアド
『フルカラー劇場』なのに白黒漫画。なんたるちあ。 「SDガンダムフルカラー」という小さな色付き人形ガチャポンの販促4コマで、SD(スーパーディフォルメ)の名に恥じぬ丸っこい2頭身キャラ達が毎回ワチャワチャします。 10年以上連載され単行本11巻とブ厚い新装版も発売されました。 ガチャポンで新弾が発売されると新キャラとして漫画に投入。 既存のキャラも居残り。 キレイなお姉さんを描くのが好きな作者によってガチャポン無関係のセイラさん・リィナなど高頭身の美少女キャラも登場。 最終的なネームドキャラは数百人に達し、作者と主人公(ガンダム)も把握しきれずダイコンRUN(画像)でした。 本作独自の設定も多く、ララァ(エルメス)は超常能力を持つ不思議キャラ(あれ、原作通り?)、GP01はにこやか毒舌お兄ちゃんキャラ、弱いはずのガンタンクが何故か超強チートキャラで初回人気投票1位でした。 違う作品のキャラが同じ世界に居るのも魅力で、 ガンタンクがマスターガンダムと知り合いだったり、 ガンタンクがシャイニングガンダムをぶっ飛ばしたり、 ガンタンクがウイングゼロをぶっ飛ばしたりします。 タイアップ漫画ではありますが 体育祭したり文化祭したりバレンタインしたり 単行本裏表紙が高確率で美少女だったりと自由な内容で、独特のゆる〜い世界観と個性的なキャラ達が好きでした。 商品連動漫画なので今読むと意味がわかりにくいネタもありますが、SDガンダム史に残る良い作品だと思います。