社長令嬢の朱音に突然告げられた見合い話。相手は親会社の社長令息で、朱音に断る余地などない。会社のためにと決意するが、それでも一度だけ自由なことをしてみたくて朱音は一人夜の街へ。そこで危ないところを助けてくれた秋哉に惹かれ、そのまま一夜をともにする。もう会うことのない男性――のはずが見合いの席でまさかの再会!彼はお見合い相手の弟だった。秋哉は、自分を選べと熱く迫ってきて…!?
内容紹介イベント企画会社で働く莉子は25歳。引っ込み思案で男性と交際したことがない。ある雨の夕方、彼女は若い男性が泣いている場面に遭遇。動揺してその場を去るが、会社主催の中国茶教室でその男性・響生と再会する。中国茶に興味を持った莉子は響生に誘われ、彼の茶葉店に通いはじめ、穏やかな人柄の響生に心を開くようになっていく。内気なOLと、彼女限定で獰猛な獣になる5つ年上の茶葉店店主の、甘くてビターな溺愛ストーリー。
内容紹介君が望むなら、何だって教えるから彼の言葉は私を優しく溶かす ※メインに掛かるように女性不信のカリスマパティシエ×都会に出てきたばかりの純朴女子〈あらすじ〉「俺の“好き”は、キスやセックスを伴う“好き”だよ」。姉と同居するため田舎町から都会に出てきた一乃は、ひょんなことから有名ショコラティエの青柳奏佑と知り合い、「彼女にしたい」と迫られる。姉は「遊ばれているだけだ」と不機嫌に言うし、一乃も奏佑がなぜ自分と付き合いたがるのかがわからなくて......。都会も恋も不慣れな純粋女子がはじめて知る甘くて濃厚な恋の味!
大学四年の楓は就職活動中だが、内定がひとつも取れず焦りをおぼえる日々。そんな中、先に内定をもらった彼氏の浮気が発覚。おまけにアパートの上階のボヤが原因で部屋が水浸しになり、やむなく伯母が所有する単身者用マンションに引っ越した。そこで出会ったwebデザイナーの永江は優しげな雰囲気の草食系、楓は彼に好感を抱く。しかし実際の永江はクールでSっ気のある意地悪な性格の持ち主だった。外見と中身のギャップに翻弄されつつも、素の彼に心惹かれた楓は永江に告白するが、思わぬ断り方をされて──。素直だが猪突猛進な性格の女子大生が、見た目穏やかなのに中身はクールな大人の男性に翻弄させられるラブストーリー。
間宮伯爵家の当主・和孝の元に輿入れした、子爵家令嬢の佐保。夫となった和孝は寡黙であるものの控えめな気遣いを見せ、佐保はそんな彼に次第に慕わしさをおぼえていく。しかし結婚して一カ月が経っても、和孝は佐保を抱かない。その理由がわからずに悩んでいた矢先、佐保の実家が借金を踏み倒し、夜逃げしたという知らせが入る。それと同時に、実は佐保が子爵の庶子であり、女中同然に育ったことが明るみに出てしまった。怒りをあらわにした和孝は、佐保に残酷な罰を課す。「詫びの気持ちを示したいなら、僕の目の前で沢村に抱かれてみせろ」夫の和孝、そして彼の乳兄弟である沢村。二人の男の間で、佐保は翻弄され……。
昭和九年、上海。繁栄を極める租界において、裕福な美術商という姿を隠れ蓑に諜報活動を行っている帝国陸軍の情報将校・板倉は、何かに追われている様子の中国人の美少女・瑞華とぶつかる。届け物に行った先で客に襲われそうになり、逃げてきたという彼女を放っておけずに助けた板倉だったが、瑞華は幼少時に蔡家に金で買われ、成人後に息子の妻となることが決まっている“新婦仔(シンプア)”だった。二人の間に交流が生まれ、上海語のレッスンを重ねるうち、瑞華は板倉の優しさに慕わしさをおぼえていく。一方の板倉も純粋で可憐な瑞華に心惹かれ、やがて二人は恋に落ちた。しかし瑞華に執着する許婚・梓宸が、彼女の異変を感じ取って……。
十七歳の姿のまま六十七年の眠りから目覚めた、辺境伯令嬢エリノア。兄のイザークに生き写しの青年イヴァンから、家族や密かに慕っていた兄も亡くなったと聞き、衝撃を受ける。その夜、食物や水でも癒えぬ飢餓感に懊悩するエリノアの元に彼が現れ、「君は“黒い森”で倒れて以来、人の精気を糧にする身になった」と告げる。信じがたい話だったものの、彼の血を舐めると確かに飢餓感は消えた。もっと効率よく与えられる方法がもう一つある──イヴァンはそう言って、エリノアを強引に抱く。兄と瓜二つの彼が与える精気は甘美で、背徳感をおぼえつつ夜ごと溺れていくエリノア。しかし人外であることに苦しむエリノアの前に、不死者が現れ……。
企業のチームに所属する競泳選手の青木昴は肩を痛めてしまい、今後の進退を考え鬱々としていた。そして病院の帰り道、苛立ちまぎれに民家の庭に咲く花を握り潰してしまったところ、その家の住人である依田香織に目撃されてしまう。それをきっかけに顔を合わせるようになり、徐々に距離が近づいていく二人。そんなある日、満足に練習できない現状への弱音をこぼした昴に、香織はつい辛辣な意見を述べてしまう。立ち去ろうとする昴を引き留めた香織は、衝動的に彼にキスをしてしまった。そのまま一線を越えてしまい、熱に浮かされたように互いの身体に溺れていく二人だったが、やがて昴は香織の心に自分ではない誰かがいるのに気づき……。
君の務めは、僕に抱かれることだ 与えられる罰は甘く切ない 子爵令嬢のノエルはジェントリながら貴族を凌ぐ財力を持つギルバートと心を通わせ合い、求婚された。しかし結婚式の夜、端整な顔に冷たい眼差しを宿したギルバートから覚えの無い罪で糾弾され、「罰を与える」と初夜の褥で純潔を奪われてしまう。罰と言いながら優しく甘く身体を嬲る手に、ノエルは恋心を無くせず、毎夜淫らな快楽に溺れさせられ……。
再会は、大人の恋の始まり……ジャズピアニスト×初恋の同級生彼は私の身体で、熱情を奏でる〈あらすじ〉「すごいな。昔より感じやすくなった」。恋人と別れた夜、芽依は高校のときに付き合い、初めて体を重ねた相手・秋本計と再会する。7年半前、芽依を置いてアメリカに渡った秋本は、気鋭のジャズピアニストとして注目を浴びる存在になっていた。秋本は「芽依のことが忘れられなかった」と告げ、彼女に激しい想いをぶつける。魅惑的な男性に成長した秋本に翻弄される芽依だったが…。
内容紹介内容弟扱いはおわりだよ大人になった俺を確かめて“初めて”の相手に捕獲され――クールな年下ホテルマン×洗練された大人の女←元喪女〈あらすじ〉もう、逃がさない――。ギャラリーで働く29歳の瑠璃は、叶わない恋と知りながら妻子のいるオーナーに片思いしていた。ある日、打ち合わせで行ったホテルで彼女は1歳下の幼なじみ、尊と再会する。遊び人の高校生から理知的な大人の男に成長した尊は、ホテルのフロントマンになっていた。実は彼は11年前に頼み込んで初体験をした相手。尊は、動揺する瑠璃に強引に関係を迫る。著者について〈著者 プロフィール〉西條六花(さいじょう りっか)北海道出身、北海道在住。2015年に出版デビュー、以後TL、BLの分野で執筆中。最近(ようやく)コーヒーが飲めるようになりました。〈イラストレーター プロフィール〉千影透子(ちかげ とおこ)蜜夢文庫様では初めてのお仕事です。タイトル通りの溺愛物語で、ドキドキできる要素が沢山詰まった素敵な作品です。原稿を読みながら仕事をする時間は本当に幸せでした。ありがとうございました!
内容紹介初めての相手が君で良かった“はじめて”同士の恋は、甘くてもどかしくて、かなり大胆!こじらせ系DT書道家×マジメで一途な書店員〈あらすじ〉「俺はもう少し自分の欲求に正直になっていいということか?」。婚約者だと思っていた幼馴染に裏切られ、婚活を始めた晴香。しかし、書道合コンで窮地を救ってくれた講師の天沢瑛雪のことが気になってしまい、彼の書道教室に通うことに。そんなある日、晴香は転んだはずみに天沢と生まれて初めてのキス!動揺する彼女に天沢は、自分も女性と付き合った経験がないと打ち明け……。
内容紹介あの晩のこと、(体で)思い出させてやるよ強引なのに優しい歯科医に翻弄されてグイグイ迫るイケメンドクターVS悩みが尽きないウェディングプランナー〈あらすじ〉「絶対、好きにさせてやる」。何年も恋人がいないウエディングプランナーの早月。ひとりで飲みに行った彼女は、柄にもなく初めて出会った男性とホテルに行ってしまう。数日後、後輩のお見合い相手としてその男性・大河内と再会。後輩が大河内を気に入っていることから、関係をなかったことにしようとする早月だったが、通い始めた歯科医院で医者として現れたのは大河内で……。著者について西條六花 Saijo Rikka北海道出身、北海道在住。2015年に出版デビュー、主にTLの分野で執筆。著書多数。毎年暑くなる気候に青息吐息です。
「こんなきれいな身体なんだから自信を持っていい」。イベント企画会社で働く莉子は25歳。引っ込み思案で男性と交際したことがない。ある雨の夕方、彼女は若い男性が泣いている場面に遭遇。動揺してその場を去るが、会社主催の中国茶教室でその男性・響生と再会する。西條六花原作「眼鏡男子のお気に入り 茶葉店店主の溺愛独占欲」のコミカライズ!
たとえ憎しみを向けられても、私は夫を愛している…。 舞踏会の夜、子爵令嬢のノエルは、貴族を凌ぐ財力を持つジェントリのギルバートと出会う。優しく正義感のある彼と心を通わせ、とうとうノエルはギルバードから求婚される。――しかし、幸せの絶頂とも言える結婚式の夜、ノエルはギルバートに冷たく言い放たれた。「君は僕がずっと探していた憎むべき相手だった」そう告げた彼は、罰と言い、ノエルを押し倒す。身に覚えのない罪を責められ戸惑うノエル。だが彼女の身体を熱くさせる愛撫は優しく甘く――。嬲られているはずなのに、ノエルはギルバートへの愛を失えないまま溺れていくが…!?