ゾンビパンデミック×シェアハウス、かつてない恋の物語が始まる。成田空港に到着した1機の航空機、それが全ての始まりだった。1人の乗客によって持ち込まれたウイルスが、またたく間に感染拡大。日本政府は、千葉県境を封鎖することを決定。ゾンビが町に溢れるなかで、6人の男女が幕張のショッピングモールに逃げ込んだ。安全と食料を確保した彼らは……恋に夢中になっていた。前作『星明かりグラフィクス』で美大生の青春を描いた山本和音の新作は、極限化でのおかしな人間模様を描くサバイバル・ラブコメディー!
舞台は埼玉県の、とある芸術大学。主人公は、デザイン学科2年の吉持 星(よしもち・せい)。デザインの才能はピカイチ、だけど潔癖症で人嫌い。もうひとりは、美術学科2年の園部明里(そのべ・あかり)。芸術的才能はないが、コミュ力と上昇志向の塊。明里は吉持の才能を目の当たりにし、それに乗っかろうと企むが……。ヘンな人や、ヘンな人になりたい人が集う芸大で、ふたりのひねくれた青春グラフィティが始まる!漫画誌・ハルタで異彩を放つ新鋭・山本和音の初コミックス!
次々と失われていくものたち。それでも僕たちは生きていく。『星明かりグラフィクス』『生き残った6人によると』の山本和音、初の作品集。ポップな絵柄とセリフ回しの妙、内に秘めたテーマ性。新しき才能、山本和音が描いてきた、ショートショートから中編までの作品群を収録。【収録作品】100ドルは安すぎる/恋と夜をかけろ/怪獣警報/太陽からの手紙夏を知らない子供たち/まどか田園へ行く/銀河鉄道の女/コーディネートレンジャー中学生はよく食べる/ナイトゲーム/雨は止んだか
高校総体埼玉県大会、男子バドミントンシングルス。 コートで白熱した試合が繰り広げられるさなか、 裏階段では、あるドラマが起きていた――。 短編漫画の名手・山本和音が描く青春ブロマンス。