「なんぴとたりともオレの前を走らせねぇ」が口癖の赤木軍馬は、天才的なドライビング・テクニックを持つ高校生。しかし、無免許のため、今日も改造エンジンを積んだトラクターで田んぼの畦道を爆走するのだが…!?自分を追い越す車の存在を許さぬ男・赤木軍馬。波乱と興奮のフォーミュラ・カーレースに生きる男の青春を描く巨編!!
五木波郎は身長2メートル10センチ、体重100キロの巨体を持つ怪力の高校生。周りの人間は彼を「バロン(男爵)と呼んだ。波郎のガールフレンド・庸子はいつも見る同じ夢に悩んでいた。そして、オーストラリアにいる兄のことで胸騒ぎがすると言い出した庸子は、バロンとともにオーストラリアへ向かう。そこで待ち受けていたバロンと庸子の運命とは!?
昭和27年、土木建設会社を営む梅川組二代目・梅川源二郎は「男と生まれたからには、都を造らなあかん。男と生まれたもののそれが宿命や…」が口ぐせの夢多き男だった。そんな源二郎の長男・一期(いちご)は生後間もなく急性肺炎になり、片肺を取るという大手術をすることになるのだが…!?
あれから8年、くすぶり続けた赤黒い溶岩が今また高熱を発し始めた――瑠璃色の高熱を…! 日本に戻った赤木軍馬は、純子と結婚し息子の瑠璃が生まれた。軍馬はレースの世界と縁を切り、自動車解体業を営んでいた。それは軍馬が瑠璃に車やレースに無縁の生き方をさせる為であった。そんな父親の気持ちとは裏腹に瑠璃はいつしか運転を覚え、レースの世界へと足を踏み入れ、アメリカに渡るのだった……。 大人気アニメ化作品「F―エフ―」の続編!! 赤木軍馬と息子瑠璃の物語!
富士山麓。明治17年、予言者・お仙は、水晶玉の中に魔物たちの姿を見たのだった。水晶玉は魔物を自分達のものに企む道士・権助の手に落ちてしまうのだった。その一方、お仙の弟子・五郎は、魔物正体を暴くため明治の横浜へ旅立つのだった!五郎にどんな試練が待ち受けているのかも知らずに…
土田一途(つちだいちず)は5歳の時に姉と共に親に捨てられ、施設に入った。一途は親に捨てられたトラウマを背負い世の中から捨てられない為に、プロボクサーとしてリングに上がり試合に挑んだ。しかし、リングに上がった途端頭が真っ白になり一途は身体が動かなくなって試合に負けてしまう。絶望する一途を励ましてくれたのは同じジムの先輩で日本フェザー級チャンピオンの高山秀樹(たかやまひでき)だった。そんな尊敬する高山が防衛戦で鬼原に負けてしまう。鬼原は勝利インタビューで高山を侮辱した。それに怒りを感じた一途はリングの中で変わり始める……。
天才オサムはみんなの憧れだった。誰もがオサムに近づきたくて必死に後を追いかけていた。だがある日、オサムはみんなを捨ててひとりで逝ってしまった…。一週間後スズカはオサムがかぶってたメットを見つけて遺族に返しにいくのだが…
乗る物を破壊するという悪魔のモンスタートラック「モビィ・ディック」を追う男・クマトラ五郎(くまとら・ごろう)が疾走する、クレイジートラックストーリー!モビィ・ディックによって父を失ったクマトラは、アメリカでトラックレースに明け暮れる毎日だった。ある日、クマトラはモビィ・ディックがどこかに存在していると聞いて……!?
江の島の丘の上にある『江の島名画館』は、厳選した映画だけを上映してきたために客が来ず、廃館寸前の状態にあった。そんなある日、この映画館にビデオカメラを肩に乗せた謎の男・サバニが現れる。「この映画館を立て直しに来た」と言うサバニだが、この男は一体何者なのだろうか!?『世界を撮る男』の一代記!!
明治17年、富士山麓。霊明寺の予言者・お仙は、水晶玉の中に比類なき魔物の姿を見た!!しかし、その水晶玉は魔物を我がものとせんと目論む道士・権助の手に落ちてしまう。一方、お仙の弟子・五郎は、その魔物の正体を明らかにしようと欲望渦巻く明治の横浜へ旅立つ。横浜の町にたどり着いた五郎は、生まれてから17年間山篭りをしていたため、見るもの全てにカルチャーショックを受け…!?六田登が科学文明と人間の関わりを描いた意欲作!!
スナック通いに入れ込む夫・山田重太郎。競馬のノミ屋からAV男優をはたらく長男・茂。不良と付き合う長女・抄子。家庭の不和に悩む主婦・初江が見つけた生き甲斐とは… 小さな下町商店街のなかで、町内新聞の発行を通じて家族の意義を問い直すドタバタヒューマンストーリー。
40年ぶりにこの待ち、若葉市に市長として戻ってきた太田万次郎。しかし、彼にはこの街に対してある疑惑があった。昔、自分に説教をしてきた大嫌いだったジジイ。既にジジイは亡くなったが、若葉市期待の星 森山道夫はそのジジイの曾孫だった。街を潰そうとする万次郎と利用される道夫、人と街が紡ぐロードレースコミック。
勝平は入学早々更衣室を覗いて教師に追いかけ回され、着いたところが、まさにバスケット部が練習中の体育館。突然現れた勝平に、素早い動きでボールを奪われた立花キャプテンは、この動きに才能を感じ、勝平をバスケット部に誘う。女の子の評価は下着の色で決まる!?美人コーチの「白」にひかれてバスケット部に入部した勝平がみせる天才的大活躍!!
全ページオールカラー。人間と機械文明との関わり方を、それぞれ異なる時代と状況に託して綴る全四話のオムニバスドラマ。一話(上巻)勇者達の帰還のんきな消防士エディ・リッケンバッカーは、幼い頃複葉機の支柱に括りつけられて、大空から落下する曲芸飛行に付き合わされていた。二話(上巻)孤児達の玩具大戦で片足を失ったリチャード。その友、アルバートは撃墜王として戦地でその名を馳せる。ふたりの旧友の心を結びつけているのは、故郷バーミンガムでの湖畔を走るモーターサイクルレースだった。
『ダッシュ勝平』『F エフ』の六田登が描く短編集これは実話かフィクションか!? 自らの生い立ち、家族、ペット……身の回りのすべてが“ネタ”になる。わずか4ページの起承転結、押し寄せる笑いと引き際の潔さがたまらなくクセになる。ある著書で「自分と向きあう」それが創作の出発点だ!…と書かれていたが、まさにそれを体現した作品である。追加作品4話に加え、Bonus trackとして『愚かめし』を収録。――CONTENTS――1.こわい人/2.オカン/3.眠れる人/4.路上の人/5.妖しき人/ 6.国分寺/ 7.ヒッチハイク/ 8.天狗様/9.池袋7時50分/ 10.こんな夢を見た/ 11.ネコが死んだ/ 12.ギャンブラー/ 13.顔/ 14.境界/ 15.蝉/ 16.お隣さん/ 17.どこまでさん/ 18.悪人/ 19.ヒーロー/ 20.アイドリングライフ/ 21.イヨちゃん/ 22.プロフェッショナル/ 23.さよなら計画/ 24.独り暮らし/ 25.ドランカー/ 26.その男/ 27.アングリーフェース/ 28.遠き声/ 29.逆襲/ 30.淀む瞳/ 31.まずい飯/ 32.愛しのピーちゃん/ 33.老人と孫/ 34.山羊の眼/ 35.編集長/ 36.予知夢/ 37.無垢の娘/38.水辺の女/ 39.天使の居場所/ 40.真実の人/ 41.ハイハイ婆ちゃん/ 42.死ぬ瞬間/ 43.おもてなしの人々/ 44.危険な子供/ 45.恩師/ 46.ありふれた怪談話/ 47.2時間後の未来/ 48.都市伝説/Bonus track.愚かめし
レースコミックの最高峰「F エフ」の六田登が描くバイクアクション漫画。死に場所を探して彷徨うヒョウと失恋の痛みから自殺を図る響。そんな二人が運命に導かれるように出会い物語が始まる。自殺願望のあるヒョウは、響に教えてもらったバイクに生きる意味を見出す。二輪スクールの校長・五味は、ヒョウの危うさを危険視するも、その才能からは目を背けることはできなかった。そして500CC世界グランプリを目指しチームを結成する。※1~2巻を収録
大胆不敵で負けず嫌い、天才的なドライビングテクニックを持つ赤木軍馬がフォーミュラレースのカテゴリを駆け上がる!レースコミックの最高峰「F エフ」の続編がここに開幕。父と同じ道を歩む軍馬の息子・瑠璃の行く末はいかに!! レースをやっていたこと、F1ドライバーだったことを封印し、軍馬は解体業を営んでいた。理由は、息子・瑠璃を車とは無縁の生き方をさせるために示す軍馬なりの哲学だった。だが知らぬは親だけ、軍馬のDNAを受け継いだ瑠璃は、「なんぴとたりともオレの前を走らせねェ」と……山道を走っていた――――※1~4巻を収録
江の島にある映画館『江の島名画館』運営方針を巡って館員がもめる中、肩にカメラをくくりつけた奇妙な男が現れる。サバニと名乗る男は「名画館を立て直す」と宣言するが…!?
犯罪者の更生を助け再犯を防止する保護司。殺人を犯した少年・大東賢治の保護観察を引き受けた小林は、自らの息子を殺害されるという不幸な過去を持っていた。大東を通して何を思うのか…
「何が愛してるよッ…この…バケモノッ……」13年間寄り添った女房に出て行かれ、野球選手としても崖っぷちな吸血鬼の木浦。しかし、愛する息子だけが木浦の味方だった。息子のためにも球団をクビになるわけにはいかない。木浦は力を取り戻すために街に出て女の血を吸おうとするが……。
城戸スズカは生命保険会社と250ccライダーの二足のワラジを履く21歳。そんなスズカには一途に憧れ続けるライダーがいた。それはレース中に事故死した天才ライダー・上尾オサムである。スズカはオサムの死でショックを受け、レースを止めようと思い悩む。しかし、サーキットの端でオサムが事故にあった時に被っていたヘルメットを見つける。スズカはそれを被り、オサムの追悼レースに挑んだ。するとレース中にヘルメットから死んだはずのオサムの声が聞こえて……!?
パパイヤ(おとん)の工場が潰れた。そのショックでパパイヤは入院。残された8人の兄弟たちは自力で生きていこうと決意した! 笑いと涙の関西下町漂流物語。
人は夢の中に秘めたる自分を見る――「生命エリア」と「ドリームエリア」は太古の昔から共存していた!ひょんなことから神秘の世界に紛れ込んでしまったカイと恵子……。二人の果てしない冒険の旅が今、始まる!!
昭和27年、土木建設会社を営む梅川組二代目・梅川源二郎は「男と生まれたからには、都を造らなあかん。男と生まれたもののそれが宿命や…」が口ぐせの夢多き男だった。そんな源二郎の長男・一期(いちご)は生後間もなく急性肺炎になり、片肺を取るという大手術をすることになるのだが…!? 六田登が描く、連続殺人者『梅川一期』の生涯を綴ったヒューマンドラマ作品。