読みごたえのあるサイコサスペンスだった。特殊清掃業に勤める春野はある連続猟奇殺人に巻き込まれていく。話がどう決着するのか最後まで読めずハラハラしながら読んだ。
読み出したら止まらなくなる漫画。大人になってどわどん続きが読みたくなる漫画はなかなか出会いづらくなってきたのでレア。 そしてこれいつこドラマ化されそう!!
※ネタバレを含むクチコミです。
「特殊清掃員」という文字通り特殊な職業をとっかかりにし、やや不似合いなギャグっぽい展開から始まる今作。近隣で発生していた連続殺人・通称「END事件」に主人公の親しい人間が巻き込まれたことから物語は一気にミステリーへと流れ込んでいく。 全8巻で物語の終焉まで見事に描ききっただけでなく、毎巻ごとに正しく怒涛の展開があり、一瞬の中弛みもなく駆け抜けてゆく。また、事件に直接交わらない部分も含めて人間ドラマが巧みに描かれていて、殺人事件によって引き動かされた群像劇として見ても一級品。私は1巻発売の頃から追いかけていたが、むしろ全8巻一気に読める贅沢を羨ましく思えるくらい、全体の完成度が高い作品。 殺人事件の特性上残虐表現があるので万人に勧めづらいのが惜しいが、ミステリーや事件に絡む人間ドラマを見るのが好きな方には全力で薦めたい作品。 全8巻読了。
読みごたえのあるサイコサスペンスだった。特殊清掃業に勤める春野はある連続猟奇殺人に巻き込まれていく。話がどう決着するのか最後まで読めずハラハラしながら読んだ。