アニメーターとしてのご活躍はよく目にしていますが、漫画が雑誌に掲載されたのは久しぶりじゃないでしょうか。キャラの動きもダイナミックだし、次にどんなコマが続くのか予想できない自由さも流石です。 中学生の時にラブレターを出して付き合うことになった聡平くんと大人になって再会したけど、彼が見境なく女性をホテルに誘うような人になっていたので素性を探っていたら、ある事実が発覚します…。 「化け猫あんずちゃん」のアニメ映画化もすっっっっっごく楽しみなのですが、また短編集も出してほしいな〜。ワガママな読者ですみません!
私が初めて近藤聡乃さんを知ったのは映像クリエイターとしてだったので、漫画も描くと知って驚いたのを覚えてます。YouTubeで久野さんの映像作品も拝見しましたけど、映像クリエイターとしての仕事と同時にこの個性豊かな漫画作品を世に送り出したと考えると本当に「才能ってやつだな」としか言えない。 短編それぞれの感想を言葉にするのは正直難しい。キャラクターそれぞれはとても魅力的で、物語の中にも入り込めるんだけど、結局何がいいたいのかとか、意味がわからないものが多かった。汲み取る力がなくて申し訳ない。なのでこれは矛盾してるかもしれませんが、ファンにはなりました。是非ともまた漫画を描いてほしい。よろしくおねがいします。
ほぼすべてのコマに背景が描いてあります。 そういうのって自分の記憶がしっかりあるからリアリティを持って描けると思うんです。 小学校生活とか他人の家とか、日々さまざまなことに意識を向けて観察してそれを作品に活かしてる。 だからファンタジー要素があっても浮つきがないので読みやすかったです。 もちろん絵も超上手いし、どの話も最初から最後まで面白かった。才能やべぇ。
日常に少しの非日常要素を足して、物事の本質を描く作品。 1話読み切りが4話分入って200ページ超えというヴォリューム感がすごい。 読了後、考えさせられれるので、軽い気持ちでよんだら結構疲れる作品。 少女漫画というよりかは、文学のジャンルの方が近いかな。
アニメーション作家として文化庁メディア芸術祭新人賞も受賞したことのある久野遥子の初作品集。 表題作の『甘木唯子のツノと愛』の他に『透明人間』『へび苺』『IDOL』が収録されている。 『透明人間』が2010年の作品なので、7年に渡って描かれた作品。 わたしのお気に入りは『甘木唯子のツノと愛』で、ツノが象徴的な、兄妹だけの独自の世界があって、読後感はじんわり痛い。
ツノのある妹とツノのない兄の話。 お母さんがいなくて家族の方でもちょっとしたものを抱えてて、妹はなんでかツノが生えてて周りからバカにされたりするようで、その不安を兄妹が向き合っていくようなストーリーになるのかな? アニメーターとして活躍しているようで、絵も綺麗で間の取り方も上手で、面白かった。
アニメーターとしてのご活躍はよく目にしていますが、漫画が雑誌に掲載されたのは久しぶりじゃないでしょうか。キャラの動きもダイナミックだし、次にどんなコマが続くのか予想できない自由さも流石です。 中学生の時にラブレターを出して付き合うことになった聡平くんと大人になって再会したけど、彼が見境なく女性をホテルに誘うような人になっていたので素性を探っていたら、ある事実が発覚します…。 「化け猫あんずちゃん」のアニメ映画化もすっっっっっごく楽しみなのですが、また短編集も出してほしいな〜。ワガママな読者ですみません!