その日僕の信じていた「普通の世界」は終わった――クラスメイトのマンションを訪れた高校生・白野蒼衣は、眼球を抉られた女性に襲われる。怪異を焼き払い、蒼衣を救ったのはゴシック衣装の少女・時槻雪乃。ふたりはここに出会い、世界を侵食する〈悪夢の童話〉との闘いへと身を投じていく――。
N県にあるその家は、建て替えても建て替えても幽霊屋敷と化してしまう家だった…。原作では語られなかった“この地で起きた最初の怪異”がコミック版で初めて明らかに! ベストセラー現代怪談集『新耳袋』のコミックシリーズ、ここに堂々のスタート。表題作のほか「約束」「アヒル」「見捨てられた」など、全9編を収録。 【コミック版監修:木原浩勝】