舞台は十九世紀の中国。主人公マオが味修行の旅を終え、広州の陽泉酒家に帰ってきたところから始まります。魅力的なキャラクター達と、まるで魔法のように豪華絢爛な中華料理を作る味バトルにワクワクが止まりません。マオ兄、相変わらずかっこいいです!
「アストライア」とは、ギリシャ神話に登場する正義の女神。善悪をはかるために手に持った天秤が、てんびん座の元となったとされています。 裁判員制度が導入された2009年頃、(私のような)よく理解ってない人向けに啓蒙的な裁判漫画がいくつか作られていました。「サマヨイザクラ」「裁判員の女神」などがそうです。その内の一作が、この「アストライアの天秤」になります。(最近だと「イチケイのカラス」でも取り上げられていました。) 作画は中華一番!の小川悦司先生。これまで料理マンガのイメージしかなかったのでとっても意外ですが、最初見た時は劇画タッチすぎて、誰の絵か一瞬わからなかったほど気合が入っています。 緊迫した面持ちのキャラクターばかり登場する娯楽要素の少ないマンガなので、「もし自分に裁判員の通達が来たらどうすれば良いか」などと考えながらシミュレーションして読むのが良いでしょう。いつか、裁判員に選ばれる日が来るときのために…。
掲載誌であるボンボンの休刊で終わってしまったため色々謎が残っているのが不満。内容は現代の引きこもりの主人公が料理に対して真摯に向き合って成長していくが個人的には主人公の友人や先輩の方が良いキャラしていて好き。 マガジン連載の中華一番より無茶な料理は少なかった。
あの名作料理マンガが20年の時を越えてアニメ化です!! ぶっ飛んだ設定や演出ばかりが有名ですが、「黄金分割焼売」や「大宇宙焼売」、「黄金開口笑(カラカラ笑う肉まん)」などどれも死ぬほど美味そうで、子供の頃読みながらどんな味か夢想していました。映像化楽しみだ~~~
舞台は19世紀末の清王朝の時代。四川省最高のレストラン菊下楼の料理長だった両親を持つマオが新料理長の座をかけて、かつて母の弟子だった男と料理対決をするところから話がはじまる。 基本的に料理に熱中すると3日間くらい不眠不休で仕込みをしたりするので、ある意味スポ根料理漫画とも言えるかもしれない。また料理のシーンも中華らしく火力命なものが多くて派手でいいし、盛り付けが綺麗なやつも中国的な繊細さ(もやしで龍を表現する無茶具合とか)もいい。 あと、料理ももちろん面白いんだけど、マオと料理を競ったり、マオを導く人たちとのヒューマンドラマも面白い。悪役の顔とかリアルな悪そうな顔している。 ちなみに、「真・中華一番」は、途中掲載誌が変わったりしたこともあって、タイトルを変えて心機一転という感じで、「中華一番」の最終話からそのまま繋がって来るので読むときは「中華一番」からがいいと思う。
舞台は十九世紀の中国。主人公マオが味修行の旅を終え、広州の陽泉酒家に帰ってきたところから始まります。魅力的なキャラクター達と、まるで魔法のように豪華絢爛な中華料理を作る味バトルにワクワクが止まりません。マオ兄、相変わらずかっこいいです!