日本の夏の風物詩としてなくてはならない、恐怖実話の最高峰、ホラーの語り部・稲川淳二。その実話怪談を原作とした、夏の稲川コミック! テレビの怪奇特集の番組、とある掛け軸が紹介されていた。そのテレビを見ていた視聴者からある電話が……「首切りの掛け軸」、深夜の工場に足音が響く。見回りに出た宿直の人が遭遇したものとは……『窓を叩く女』や番組の中継の後、残ったスタッフと闇鍋をやる事になったのだが……『真っ赤な闇鍋』など全15編収録。
実話怪談の語り手、日本ホラー界の至宝稲川淳二。彼なくして、日本の夏は語れない……。そんな稲川淳二の実話怪談を原作としたコミック、今回の掲載作品は……引っ越したアパートから見える窓、そこはいつもブラインドが降ろされていた。しかしある時……表題作『閉ざされたブラインド』、ある山の中にある駐車場、そこで起きる恐怖の現象とは……? 『宮の森特別区域』や、バイクツーリング中の突然の雨に立ち寄った宿、その宿の正体とは…『旧遊女屋の夜』など、長編短編含めて全12編。濃密な稲川フレーバー漂う、真の恐怖を読者にお届けします。この夏、必携の涼感アイテム、『コミック稲川淳二怪談闇語り』。