メイジメロウ👼断頭のアルカンジュ①5/20発売Twitter漫画家です。ゼノン・コミックタタンにて「断頭のアルカンジュ」連載中 過去作→「獣国のパナギア」「お客様は神様です。」等 I am Meiji merou.Japanese.🇯🇵 お仕事のご相談や連絡先 meijimerou@yahoo.co.jp もしくはDMでどうぞ
いろいろな人物が登場する。 上の人の首をちょん切って終わりというイメージでした。 国家を転覆させるんだから、そんなシンプルなものじゃないんですね。 世界史を学校で学んだことがないので、ヨーロッパの歴史はあまりよく知りません。 史実に基づくことと、基づかないことが混ざったヒストリカルファンタジーとはいえ、この漫画をきっかけにサン=ジュストについて調べたので、歴史の勉強になっているのだと思います。 さて、本作を読んだ感想は、民衆を動かすメディアの力はすごいなあということです。 女装したり、言葉を用いたり、策を練ったり、サン=ジュストはあの手この手で、人々を焚き付けます。 その中で印刷物?を使うシーンがあるのです。 「メディアリテラシー」なんて概念がない当時のこと、書かれた言葉は嘘か誠か真実が明らかになる前に瞬く間に広まり、読み手にとって真実となってしまっていく。ペンの力は強いです。 ラストは情報で戦っていたサン=ジュストが、情報がなかったからこそ迎えた結末という感じがしました。