ベビーシッターのダニーは、世話をする子供たちの両親が旅行に出かけることになり、その間彼らの叔父ジョシュアのもとで過ごすことになった。ジョシュアは世界的な会社のCEOでプレイボーイとしても有名。笑顔ひとつで女性を虜にしてしまう彼に、厳格なダニーは無関心を決め込むがすぐに難しくなった。なぜならジョシュアの魅力は世界一セクシーな独身男性という軽薄な評判のそれではなく、ある深い悲しみを乗り越えようとする内面の強さだと知ってしまったから…。
一重夕子先生の身分違いの恋をテーマにした作品をピックアップしてお届けするハーレクインコミックスのセットです。人気作家が描く人気テーマ「身分違いの恋」の行方を是非お楽しみください。「千の愛に呼ばれて」「蝶になるとき」の2巻をまとめて収録。
雪を待つ季節をテーマに作品をまとめたハーレクインコミックスのセットです。今年も寒い冬がやってきてなんだか寂しい季節…。身も心も温めてくれる人は現れるのでしょうか!? 「過去はささやく」「好きと言えなくて」「億万長者の贈り物」の3巻をまとめて収録。
突然の恋をテーマに作品をまとめたハーレクインコミックスのセットです。何気ない日常の中で突然出会ったハンサムで魅力的な彼。出会ってすぐに惹かれてしまい…!?「誘惑される理由」「きらめきの一夜」「心のなかのプリンセス」の3巻をまとめて収録。
アメリカの資産家キング家の三姉妹の恋を描いたミニシリーズ<父の贈り物>。キング家の“冒険家のプリンセス”としてマスコミを賑わせているブランディ。“小さなプリンセス”として育てられたジェシカは、姉妹たちと違って社交下手の真面目な勉強家。類まれな美貌をもつチェルシーはマスコミの人気者。「ハートの翼」「恋はシャボン玉に似て」「生まれかわった花嫁」の3巻をまとめて収録。
メレディスは信じられなかった。貧民街に育った自分が、まさか宮殿でダンスを踊るなんて!メレディスが主催する貧しい少女たちのためのダンス教室が、春の祭典で選ばれて特別に王子と踊ることになったのだ。初めて間近で見る王族、プリンス・キアナンに圧倒されつつも、レッスンをするうちに彼女は気づいてしまう。王子は決して感情を見せない。ダンスはハートで踊るものなのに。王子の心をなんとか開きたいと、メレディスは王子を変装させ宮殿の外へ飛び出すが!?
深夜、ソフィーは隣家の裏庭に忍び込み、元婚約者グレッグとの、思い出の品を燃やしていた。彼が結婚すると知り、後悔に喘ぐソフィー。でもこれはグレッグへの後悔だろうか。ソフィーは、かつてこの家に住んでいた5歳年上のブランドを思い出す。8年前に町を出て軍隊に入った彼…。「スイートピー?」聞き覚えのあるセクシーな声に、ソフィーは振り返った。そこには弱虫だった彼女のヒーロー、そして彼女の人生を狂わせた男ブランドが、美しく逞しい姿で立っていた!!
花屋のケイティは恥ずかしがり屋で地味な女性。でもそんなケイティにも、ひそかな楽しみがあった。それは、近くに住む有名人ディランを観察すること。元一流アスリートで今は会社を経営する彼は、ケイティとはまるで違う世界の住人で、彼が女性たちに花束を贈るプレイボーイぶりや、運動をする美しい姿をそっと見つめるだけでとても楽しかったのだ。でもある日、そんな彼女の様子に気づいたディランが、あの手この手でケイティをデートに誘うようになり…?
シンシアは26歳だが、地味な服を着て、自らの夢を追うこともなく、作家である多忙な母を支える毎日だった。そんな彼女でも、休暇で訪れたリゾート島で心が揺れる。久しぶりの休暇、少しなら冒険してもいいはず。誰もいない夜の浜辺で服を脱ぎ捨て、そのまま月明かりの海を楽しむが…ふと気がつくと男性がこちらを見ていた!私の服は彼の足元。「ねえ、服を着たいから立ち去ってくれない?」すると彼はとんでもない条件を出してきた!この場から消えるかわりに、キスをしよう、と。
気の進まない王子との結婚式の直前、ショショーナ王女は何者かに命をねらわれた。危ないところを救ってくれたのは、ボディガードのローナン。彼は信じられないほどハンサムでたくましい。命の安全を保障されるまで、ローナンとともに孤島に身をひそめることになり、王女の心は躍った。これまで味わえなかったふつうの女性としての生活を楽しむチャンスだ。それに、彼を見ていると、なぜか甘い好奇心で頭がいっぱいになる。あの唇にキスしたらどんな感じなのかしら?
誰もいない早朝の会社で、モリーはウエディングドレスをそっと身に着けていた。半年前、婚約者に貯金を奪われ捨てられた彼女は、会社のチャリティに寄付された美しいドレスを見て、少し感傷的になったのだ。これを脱いだらもう、うしろは振り向かないわ!…ところが最悪なことにひとりでは脱げなくなってしまう。助けを求めて上司の部屋に行くと、そこには新しいボスとなる見知らぬハンサムな男性がいて、モリーを『頭のおかしい女』とでも言うように見つめてきた!
クリスマスまであと39日。<秘密のサンタ協会>で目が回るほど忙しく働くカーステンのもとに、ひとりの男性がやって来た。少し傷ついた目をした寂しげな彼は、ボランティア志望と言うが、セクシーすぎて善行を施すタイプにはとても見えない。「今、必要なのは子供用の上着50着だけよ。他に仕事はないわ」と追い払ったのに、彼はすぐに上着を用意して戻ってきた。彼は何者?ハンサムで慈悲深い男性を神様が私に届けてくれたの?
幼い頃に両親を失くしたサマンサは、3人の兄たちによって育てられた。親がいない寂しさに負けないようにとたくましく育てられ、今ではホール家の「四男」とからかわれるほどだ。ある日、花嫁付添人として友人の結婚式に出席するが――。ドレスなんて着なれないから居心地が悪いわ。それに…。サマンサはさっきからある男性の執拗な視線を感じていたのだ。その男性はセクシーな笑顔で彼女に近づくと、嵐のように唇を奪って言った。「僕の妻にならないか?」
類まれな美貌をもつチェルシーはマスコミの人気者だ。ゴシップ紙には始終彼女の記事が載り、誰もがチェルシーのライフスタイルに惹かれていた。ところがある日、ストーカーからの度重なる脅迫状を目にした父ジェイコブは、彼女を田舎の叔母の農場に行かせた。お小遣い、クレジットカード、車の使用禁止――チェルシーは不満だらけ。おまけに新しいボディガードのランドは携帯電話も取りあげた。強烈な男っぽさを発揮するランドに、チェルシーは危険な予感を覚えた!!
キング家の「小さなプリンセス」として育てられたジェシカは、姉妹たちと違って社交下手の真面目な勉強家。大好きな父の突然の頼みで、夏の間自動車の修理工場で働くことになった。なぜ?…その疑問を飲みこんだまま、やさしいジェシカは父を喜ばせるために工場に出かけた。荒々しい男たちの職場に、無垢な天使のようなジェシカが舞い降りたのだ。ぶっきらぼうな経営者ガーナーは「もし君が半日続いたら、僕はパンツを食べてみせるよ」とジェシカを挑発した…!?
キング家の「冒険家のプリンセス」としてマスコミを賑わせているブランディにとって、父の右腕として働くクリントは、10代の頃からいつも危険な魅力にあふれた大人の男だった。彼が結婚し、幼い恋が破れた後も、いまだに忘れられない。その彼が、妻を亡くしてうちひしがれている。大好きな父に頼まれたブランディは、隠遁生活を送るクリントのもとを訪れた。7年ぶりの再会。陰りを漂わせ、いっそう魅力を増したクリント。惹かれてはだめ、と必死に言い聞かせるが…!!
一生懸命だけどドジなプルーデンスは、ある時、身を挺して子供を交通事故から救った。そのことが新聞で大々的に報道されたため、思いがけないところから仕事が舞いこんできた。アイリッシュ海に浮かぶモンヒレグラ島のプリンス・ライアンが、自分の子供の面倒をみてほしいという。妻を亡くしたライアンは、世界中の女性の憧れの的だった。いつしかプルーデンスも魅力的すぎる彼に惹かれていく。身分違いの恋など幸せになれるはずもないのに。
大公家に手紙が届いた。そこにはソートンバーグ大公過去の不実と、ある女性を誘拐したと記されていた。その女性とは、大公の一夜の過ちによって生まれた娘、つまりはプリンセスだというのだ。そこで、第二王子ローランドは犯人の疑いのある隣国ロクスベリーに潜入するが、厩で出会った魅力的な女性に恋してしまい!?