山の端っこと手牌をすり替えるとか山の順番を見越して積むとか、技術手品をやってるのに近い。中学生の時にファミリー麻雀で70歳のおばあちゃんの目を盗んで真似事やったのを思い出します。牌の木目を記憶するっていうのは、今でも家族で神経衰弱とかやる時に思い出すシーンです。友人との麻雀でやっても絶対バレるしゲームを台無しにするので御法度です!
阿佐田哲也の自伝漫画。 戦後の殺伐とした時代を麻雀で生き抜く主人公てつや。 相方のリーゼントのダンチ。 麻雀好きな人はもちろん、麻雀経験の無い方も楽しめます。 僕は最初読んだ頃はドンジャラしか知りませんでした笑 麻雀だけでなく、戦後の時代背景をよく描いています。 銀シャリくって、ヒロポン打ってと、はだしのゲンの少し後の時代ですね。 ※印南というキャラが出てきますがガイコツではありません。
これ、かなり驚きました。埼玉県民として県の誇る偉人の渋沢栄一について、知っているつもりでいましたが、業績ばかりに目が行って、その青年時代を思ったことは無かった。 明治政府で大蔵官僚として活躍した後、実業家として数多の企業や大学を設立し、日本の産業の基礎を作った渋沢栄一。その人がまさか、攘夷の志士であったとは! 豪農の息子であった栄一は、その賢さと真っ直ぐな心故に、倒幕の運動に身を投じる……と言うとやはり、実業家としての栄一像とズレがありそうに思えますが、彼を動かした幾つかの「言葉」を見ると、高い理想と優しさで「戦う」栄一を貫くビジョンが見えて来ます。 作者は阿佐田哲也や西本聖を描いてきた〈いぶし銀の名手〉星野泰視先生。熱い筆致で幕末の動乱と渋沢栄一の旅立ちを、ぐいぐい読ませます。次の大河ドラマや一万円札等、話題急上昇中の渋沢栄一を、今だから読んでおきたい!
戦後の日本人にとって一番の娯楽だった映画を撮る人々の物語。最初は助監督の風間と大部屋俳優の宮藤が主役の成り上がりバディ物かと思ったのですが、読んでいくうちに当時の映画業界や組織にもフォーカスするような群像劇になっていきました。戦前からの看板ベテラン俳優や世界的名監督の仕事樣はやはりかっこ良くて夢中になります。映画に詳しい人だったらモデルが誰なのかを考えながら読めるので更に楽しいのではないでしょうか。紙版だとカバー裏の本体におまけ漫画が描かれているのですが電子でも収録されてるのかな。師匠である浦沢直樹との会話も映画作りと繋がるところがありセリフとして使っていると描いてありました。最終話の後日談もここに描かれていて、これを読むか読まないかで読後感の好印象もより深くなるので重要だと思います。
賽の目っていうのは狙って出せるもんで、燕返しっていうのは麻雀打つ人はみんな出来るものだと思ってしまっていた。 麻雀マンガが少年誌で長期連載してたっていうのも少し時代を感じる。 「坊や哲」が主人公のこの作品、どこまで本当かわからないけど実話を元にした実在の人物、阿佐田哲也の麻雀記を描いたもの。 阿佐田哲也さんに関しては別途ググるとよろしいかと思います。 麻雀といえば桜井章一がすぐ名前が挙がるんですが、阿佐田哲也は小説家でもありギャンブラー。 そのギャンブラー小説家が麻雀で成り上がっていく間に出会う様々なライバルたちは本当にインパクトがあるぶっ飛んだ奴らばかりで、バッドラックとダンスっちまう感じの(連載時期もちょうどその頃)漫画史に名前が残るぐらい印象的なので全部読んでおくと良い。 ※画像はガン牌で読者のハートを鷲掴みにした印南(いんなみ)
2巻まで読了。 時代劇などを撮っていた日本映画全盛期漫画。 時代劇もそんなに知らない、舞台美術、殺陣なんてーものもほとんど知らない現代人こそ読め! 映画づくりって熱いんやなぁ…
昭和、平成とプロ野球が巨人を中心に回っていた時代!! マジ人物描写が面白い!!
かつて週刊少年マガジンで短期集中連載された「哲也」コンビによる作品。 昭和22年の函館を舞台に、賭場荒らし・フクロウと、雇われ玄人たちの対決を描いている。 哲也の時系列だと、坊や哲と印南の死闘があった時期だが、今作は哲也との関連はなく、麻雀勝負ではない。勝負には、伝統的な日本の博打「手本引き」が用いられる。 ルールをかいつまむと、親が1から6までの札を1枚選んで、子は出目を当てるというもの。 単純なように見えて奥が深く、一局にかける緊張感は「心臓が張り裂けるほど」と作中では表現されている。 勝てば全面勝利、負ければ全面敗北の状況で、最後は、特攻帰りの博打打ち・桜庭とフクロウの一騎打ちになるが…。 「哲也」にも言えることだが、この時代のギャンブラーは皆、戦争の記憶を引きずっていて、 それが凄みというか悲哀というか、博打勝負を超えた何かを感じますな。
私は巨人ファンなんで、なんとなく気になっていましたが、題材が古いので放置していましたが、アメトークで紹介していたのもあって読んでみました。あと、表紙の江川がイケメンすぎるのも敬遠していた点でした。 面白いです。これ。読んでいて分かったのは、江川の凄さと長嶋監督のめちゃくちゃさです。時代が違うのでいまいちピンとこなかったんですが、江川って本当に凄かったんですね。スポーツ番組で巨人の解説めちゃくちゃ言ってる変なおっさんだと思っていました。ミスターはやっぱり変人なんですね。
山の端っこと手牌をすり替えるとか山の順番を見越して積むとか、技術手品をやってるのに近い。中学生の時にファミリー麻雀で70歳のおばあちゃんの目を盗んで真似事やったのを思い出します。牌の木目を記憶するっていうのは、今でも家族で神経衰弱とかやる時に思い出すシーンです。友人との麻雀でやっても絶対バレるしゲームを台無しにするので御法度です!