勝負の世界でしか生きられない人々がいる。人は彼らをギャンブラーと呼ぶ……。「雀聖(じゃんせい)」蘇る!!伝説の勝負師、無頼作家・阿佐田哲也(あさだ・てつや)の青春!昭和20年――終戦。16歳の哲也は生きる希望を見失うが、博奕場の真剣勝負を体験することで気力を取り戻す。もっと強くなりたい!もっと勝負がしたい!そんな哲也は運命の糸に導かれて、進駐軍の米兵が支配する横須賀の裏通りに向かった。命をやり取りする闇麻雀の世界で、駆け出しの“坊や哲”は生き残れるのか……。
あいつが、負ければいい―― 栄光の巨人軍を支えた大投手―― 「怪物」・江川卓と「雑草」・西本聖。二人の壮絶な“戦い”の始まりは高校時代へと遡る… プロ野球史に燦然と輝く最強のライバル伝説、開幕――!! 帯には何と国民的英雄・長嶋茂雄氏から推薦コメントが!!!
映画が娯楽の王様だった時代、そのてっぺんを目指すデラシネ(根無し草)がいた。助監督と大部屋俳優、2人の夢と野望が新たな「映画(シャシン)」を創り出す!――昭和28年。黄金時代の日本映画界で底辺からてっぺんを目指す2人の男がいた。日映(にちえい)撮影所に所属する大部屋俳優の宮藤武晴(くどうたけはる)とフォース助監督の風間俊一郎(かざましゅんいちろう)。撮影所の伝統と慣習に阻まれながらも、2人は「作り物」ではない「リアル」な映画づくりを目指す!
幕末・明治を生き抜き、日本を近代国家に導いた資本主義の父・渋沢栄一。その知られざる、若かりし姿が描かれる。現在のみずほ銀行、三井住友銀行、JR東日本、キリンビール、サッポロビール、東京証券取引所、日本赤十字、日本郵船、川崎重工、清水建設、東京ガス、帝国ホテル、そして日本銀行、これらの礎となる481社もの企業を設立し、近代日本を築いた偉人! 令和新時代の今だからこそ知っておくべき日本No.1重要人物。農民から伝説の男へ。最強成り上がり歴史伝、開幕!
襲来する賭場荒らし・フクロウ! 獲物は雀荘・五稜郭、迎え撃つは腕に覚えの三銃士! 不屈の男たちは、全てを賭けて博奕に向かう――!
賭博寺に拾われて、仏の教えと賭場の空気に囲まれて育った少年・シンクロウ。胸に火傷の跡=刻印を持つシンクロウは、ある日、賭場で会った女博徒に“刻印”に隠された真実を知りたくないか? と持ちかけられる。真実を知りたいシンクロウは、女の申し出に乗るのだが……。
●安永四年(1775)、江戸―― 実在した将棋指しの物語。江戸には代々、将棋で俸禄を得る「将軍家将棋指南役」、つまり幕府公認の将棋指しがいた。実在した「将棋御三家」である。この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。●星野泰視だから描けるひりつく勝負、渡辺明だから成り立つ唯一無二の精巧な将棋図面。指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる! 本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺二冠(棋王・王将)の手で初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成。そこに『哲也-雀聖と呼ばれた男-』を大ヒットに導いた星野泰視による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある「本格将棋エンターテインメント」に仕上がっています。さらにそれに留まらず、渡辺二冠による書き下ろし解説コラムを一話一話に追加!「将棋をしっかり描いている」のに「初心者も理解できる」、新しい将棋漫画体験がここに! ※電子版にはおまけマンガ2ページを収録。
毛利元就vs陶晴賢! 時は戦国時代。剣での成り上がりを夢見る男、十郎太は陶晴賢の軍勢の一人として厳島合戦に参加する。毛利元就との奇襲合戦に決着がつかんとした時、海が裂け現れたのは巨大なる怪生物だった。侍vs怪獣、血と戦慄の戦いが幕を開く
とある山奥の病院に転院してきた、若き数学の天才・田宮六登。神父が院長を、修道女が看護師を務めるその病院では、ある「本」を解読するために、田宮の他にも様々な分野の天才が集められていた。「解読」=「不死」と信じられる本の正体とは? 「哲也」の星野泰視がおくる未体験サスペンス!!
あの名探偵・エルキュール・ポアロが、昭和初期に甦る第2弾! 昭和初期、雨夜、東京両国。一人の町医者が撲殺された!! 遺品から見つかった一枚の書き付け。そこに名が記された人物達が不可解な死をとげていた―― 死が死をまねく“呪い殺人”に 名探偵・英玖保嘉門はどう挑む――!?
あの名探偵・エルキューロ・ポアロが、昭和11年の横浜に甦る! 相対するは、ABCと名乗る連続殺人犯!! アガサ・クリスティーの名作「ABC殺人事件」を、全くの新解釈で完全漫画化!! 昭和11年2月―― 226事件が勃発し、戒厳令が敷かれた 帝都・東京の浅草で、一人の惨殺死体が発見された。その前日には、横浜で名探偵と名高い英玖保嘉門の元に 犯罪予告状が届いていた……!!
気弱な研修医・伊達翔司はひょんな事から南極へ向かうはめになる。そこに待っていたのは、日本にはない極寒・サバイバル環境。そして傍若無人、ムチャクチャ過ぎる観測隊隊長・鬼山隆一。自衛隊出身の鬼山に振り回され、てんやわんやの毎日を送る伊達だったが、徐々に鬼山の人間性と彼のサバイバルスキルに惹かれてゆく…。それもそのはず、鬼山の正体は、実は…!?