スピリチュアルでスプラッタなニューヒロインが誕生!三家本礼新連載
見事に少年漫画
ファッションをテーマに…となると、なかなか少年漫画とならないところをしっかりと少年漫画にしている。マガジンっぽい熱量をちゃんと持ちながら、かつ、ファッション漫画を描く…実に面白い一作。
何故、ネットにいってしまったのか!?
AKB49の作画でマガジン連載をしていた宮島礼吏先生の単独作品。宮島礼吏作品の持ち味である、キャラクターの生きた表情とここぞ!という台詞の使い方が絶妙で連載で読んでいて1話にちゃんとグッとくるポイントがある、そんな作品…だったのに…いきなりの途中からネット連載へ移行…ネット連載が悪いとかではなく…あの紙独特の迫力、躍動する線を描ける人を何故ネットへ…未だに疑問は残る。。。ネット連載だから面白くなる作品、紙だからこそ面白い作品、得手不得手はあると思うんだけどなぁ。。。
山こわい・・・
この作者のブルージャイアントがとても面白かったので、以前の作品のこちらも読んでみたらとてもいい作品でした。 以前、小栗旬主演で映画化していたので、爽やかな作品なのかと思っていましたが、全く違っていて、山の過酷さが描かれています。 漫画的に描かれているのではなく、救助しても命が助からないケースがとても多いです。その分、命が助かったケースはとても感動的です。 この作品を読んで、山登りってこえぇ・・・中途半端な覚悟でするもんじゃねぇな・・・って思いました。主人公は山っていいね!とよく言いますが。
6巻!どっちの立場も
戦う人、怯える人、そそのかされる人、助かりたい人、日常を続ける人…。いよいよあの子が動く!?(大葉くんかっこいいな)
悪魔に売られたら逆に真っ当な人生が待っていた?!
いつか両親が出てくると思う。たぶんラスボス的なポジションで
”男”の漫画
男の五箇条は有名だし、読んでからのお楽しみでもあると思うから割愛するが、ストーリーは、とある工場で旋盤工をしていた旗一太郎が不世出の漫画家男谷草介に弟子入りし、漫画家を目指すというもの。 男谷草介から漫画家としての技術を学ぶ様子よりも「男」として生きるための条件は学び取る場面の方が多く、旗一太郎は自分の行動が”男”に相応しくないと感じればすぐにそれを改め立派な”男”へと成長していく(と同時に漫画家としても成長していく)姿からは、漫画家漫画というだけでなく”男”の漫画という印象を強く受けた。 今となっては漫画家漫画はたくさん出てきたが、当時はちょっとしたタブーだった的なことが前書きとして書かれているので当時はかなり珍しかったのだと思う。また、ストーリー漫画として面白いが、一般読者よりもこれから漫画家になる人や漫画家を念頭に置いてメッセージを送っているように感じた。
磯部流包丁術はすごすぎる
主人公 磯部小次郎が料理を極めようとし、渡欧してマリーアントワネットのお抱え料理人して働いているところから始まる。 お抱え料理人になるまで話はほとんどなく、お抱え料理人になっているところから始まり、政治的な問題を磯部流包丁術を駆使した料理で全て解決する。 磯部流包丁術がすごくて、鴨を血を流さないようにさばくなどがあって夢がある 歴史的な事実とは異なるけど、関連付けされている部分も多く楽しめるが、気になる点は、擬音が独特で登場人物の顔が妙に怖い。 原作者の名前に覚えがあったけど、「必殺!!闇千家死末帖」、「喧嘩寿司~元祖すし職人 華屋與兵衛~」の原作の人か
魅惑の水草水槽世界にタナカカツキがのめり込んでいく
今では世界水草レイアウトコンテストで4位に入賞しているタナカカツキが水草水槽の世界に足を踏み入れ、どんどんハマっていった姿を描いているマンガ。 水草を育てるのは結構簡単だよ!というのと、水草水槽は本当に綺麗だよ!っていうふたつがガンガン押し出されていて、読んでいると水草水槽をやりたくなる。これを読むまで知らなかったが水景画というのも納得なほど水草水槽は絵画のような美しさがある。漫画の合間に水草水槽(タナカカツキ作品もある)の作品がカラーで載っていてとても綺麗なのでこちらも必見。 そして、漫画家タナカカツキが水草水槽にハマっていく漫画だと思っていたので、序章で語られたタナカカツキの高校生の頃の話(表紙の「さようならじゃ!」って言っているシーンとか)が妙に浮いているなと思っていた。だが、あの「さようならじゃ!」って言っていた少年がどうなったのか…という形で最後締めくくられ、漫画としての後味もとても良かった。
無口な女の子が少しずつ心を開いていく様がいい
主人公の少女るつぼが自身の初めて会う父親と共同生活する話。自身の父に対して憎しみにも近い感情を持ってるるつぼが父と周りの人に少しずつ心を開いていく様がすごくいい!! 無口でほとんど喋らないんだけど表情がコロコロと変わって年頃の女の子って感じですごく可愛い。 でも少し父親が何かを抱えてるようなのでそこも気になる。早く2巻が読みたい。
この前テレビで3年後の姿を森田先生が描かれていたので
この前テレビで3年後の姿を森田先生が描かれていたので、懐かしくなりました。 連載当時は、私も中学生だったので、生徒側に自分を反映させていましたが、今読むと教師の川藤に自分を重ねて読んでしまいます・・・。川藤のまっすぐさは今の自分にはぜったいむりだなぁ。。。 当時は、本編でも本格的に野球を始める前で、ヤンキー漫画が強かったので、クラスのヤンキーたちが、バイブルとしていました。あのヤンキーたちは本編で野球をやりだしてからも読んでいたのかは今は謎です。。。
林さんと中村くんのやり取りが甘酸っぱい!!
見た目がどう見てもヤンキーなので周りから恐れられているがお菓子作りと裁縫が得意な男の子中村くんがクラス一の優等生林さんに惚れるという話。 林さんに色々な女子力の高いプレゼントをしたりするんですがそのプレゼントに喜ぶ林さんの顔と照れる中村くんが初々しくて可愛い
コミックビームで新連載がスタートした。最初のカラーページからさっそく不気味すぎる儀式&スプラッタな展開で三家本ファンとしては最高。どんな話になるのかはたぶん次の話くらいではっきりわかると思うが、表紙にもなっている人形が敵をなぎ倒していく話になるんだろう、きっと。 世界観的にはサバト・悪魔崇拝・降霊術っていう要素があったので、「ゾンビ屋れい子」よりももっとスピリチュアルに方面に行った設定になりそう。「血まみれスケバンチェーンソー」は、改造死体っていうやや科学的だったから結構ギャップを感じる。 また、これまでの三家本ヒロインは、爽快なスプラッタ展開を支えるだけのサバサバしていてやや男勝りなヒロインが多かったけど、「アイアン・ゴーストの少女」の甘里ミオはどこか妖しい雰囲気のある感じ。これまでにないヒロイン像になりそうなところも注目したい。