届かない恋と知っていても

岬ねおん

恋愛に冷めている大学生×恋愛体質だが男運のないゲイ　―大学生の逢坂（おうさか）は、ある日無理やり連れていかれた合コンの帰り道、男に襲われている人物を助け出す。しかしその人物は、なんと同級生の水原（みずはら）だった。それまで喋ったことのない二人だったがそれを機に仲良くなり、水原がゲイであること、しかし報われない恋愛ばかりしていることを知っていく。そんな中、水原に一人の男が近づき…　恋愛に冷めていて何より自分の時間を大切にする逢坂と、恋愛体質で相手に尽くしてしまうが男運のない水原。恋愛に対する考えや価値観が正反対の二人の恋を描いた話です。＜登場人物＞　逢坂（攻）…大学3年生。マイペースな趣味人間。彼女はいるが恋愛にはやや冷め気味な性格で、自分の時間を優先してしまうことも多々ある。誰に対しても平等で偏見もなく、水原がゲイだという事実もすんなり受け入れる。水原（受）…逢坂の同級生で同性愛者。恋愛体質だが男運がなく、恋人に恵まれない。恋人に尽くしてしまうが故に、自分の意見を言えずに流されてしまうことも多い。―――　34P（表紙・事務ページ含む）／全8話の連載もの