人気小説「傲慢と善良」を鶴谷香央理がコミカライズ!!
辻村深月さんの人気小説をメタモルフォーゼの縁側の作者である鶴谷香央理先生がコミカライズ!これは豪華ですね! 親が経営していた会社を継いで社長になった架(かける)。マッチングアプリでの婚活で出会った真実(まみ)との結婚を控えて順風満帆な日々を過ごしていたが、真実がストーカー事件に巻き込まれ行方不明になってしまう。真実を探すうちに自分と出会う前の彼女の実像が見えてきて…。 やっぱり鶴谷先生の描写は細やかですね。ハッピーなだけじゃないヒューマンドラマでもその技量がいかんなく発揮されていて面白いです。
『メタモルフォーゼの縁側』の鶴谷香央理さんが辻村深月さんの小説『傲慢と善良』をコミカライズした本作。
小説は久しく読んでいない自分でも知ってる有名小説家の辻村深月さん。
コミカライズ&アニメーション映画化された『かがみの孤城』は、恥ずかしながら原作は未読ですが漫画も映画もとても素晴らしかったです。
それにしても豪華なタッグ!
【単行本第1巻、9月13日発売!!】 婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。彼女はなぜ姿を消したのか。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる――。 現代社会の生きづらさを恐るべき解像度で描き、多くの共感を呼んだ、2023年最大のベストセラー小説『傲慢と善良』を、名...
39歳独身で若くして社長になった架(かける)と、マッチングアプリで出会い婚約した真実(まみ)。ときおり真実の周囲に不穏な影はあっても二人は順調そうに見えたが、ある日、真実は行方不明になってしまう。果たしてそれは事件性のあるものなのか、失踪なのか。架は真実を探し回るが…。
ジャンル的には「恋愛ミステリー」とのことでどうなっていくのか楽しみです。
現時点で公開されている3話まで読んだんですが、本題に入る(真実が失踪する)前までに微妙に引っかかるポイントが上手に散りばめられていてこれがどう効いてくるのか気になりますね。
とにかく自信が無さそうで大人しい真実と、正反対に社交的で明るく仕事もバリバリできそうな雰囲気の架。
架の友人関係も、嫌というほどではないけど微妙に派手というか、思ったことはっきり言う口の悪さというか、カースト高そうで苦手な人は苦手そうな界隈を描くのが上手いです。
架が二十代?のときの元カノのアユを引きずって意識している様子から、アユの代替品として真実を扱ってたんじゃないか?とかいろいろ考えちゃいます。
真実が行方不明なのにあまり心配してるふうじゃない真実の親とか、むしろ世間体を気にしてそうな部分に嫌な感じがします。
何か知ってそうな真実の英会話スクールの元同僚も気になるし…。
失踪したことで真実自身の人間性も果たして大人しく引っ込み思案だったのか、何か隠していたこともありそうだし、架に近づいた理由があるのかもしれないし、謎は深まるばかり…といってもまだ序盤なのでネタバレを踏まないように気を付けながら謎を楽しみたいところ。
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調べてたら今年9月末から映画化も決まってたのを知りました
いろいろ合わせたタイミングで仕掛けた連載開始だったんですね。
ここまで人気ということを知ると原作で読みたくなってしまう自分もいるのですが、鶴谷香央理さんも好きなのでとりあえず漫画で追ってみることにします。