主人公、自分のこじらせによって大事な人を同時にふたりも失っているわりにはどこか冷めてて、ただの思春期という言葉では片付けられない話なのかもしれない。どうしてよっちゃんは変わってしまったのか、あのとき親友はどういう気持だったのか、彼女が理解するのはもう少し先の話になるんだろう。

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よっちゃんはさいてい
よっちゃんは最低
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花が要るひと【読切】

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【令和を生きる新鋭が送る、珠玉のオフィスラブ読切20P】タイムパフォーマンス…「タイパ」命で働く桝は、マイペースな同僚の川野さんが気に食わない。川野さんは「いかにストレスから逃れるか」ってゲームをしているらしく、そのためなら回り道も厭わないと言う。理解できない桝だけど、川野さんの考えに感化される部分もあるようで……?効率よく生きて、タイムパフォーマンスを重視して。その先に待っているものはなんだろう?

よっちゃんは最低【読切】

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【変わってしまった従兄弟の幻影を追う、女子高生の暴走を描いた気鋭の読切28P】女子高生のみよこは、従兄弟で大学生のよっちゃんが大嫌い。昔のよっちゃんは優しくて、真面目で。将来はお父さんの建築会社を継ぐって張り切っていて。だけど、お父さんの会社が倒産して、よっちゃんの心はポッキリ折れてしまったみたい。大学も行かず、くだらないギャンブルや遊びに興じているよっちゃん。みよこは、昔のよっちゃんに戻ってほしいと願うけれど……。

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