昔ながらの喫茶店で、紙の雑誌を読む少年ふたり。一昔前の時代が舞台かと思いきや、実際は現代の話でした。デザインが趣味でオリジナルTシャツをつくるアイジと、ガラケーと懐中時計を使っているシャンハイ。学校の中ではちょっと浮いてるふたりだけど、ひょんなことから「紙の雑誌を作ろう」となり、シャンハイ独自の目線で執筆したテキストと、アイジのセンスによってコラージュでデザインされた誌面。それが「沼」への第一歩だった…みたいな話かな。自分も学生時代に友人たちと仲間内だけで楽しむ用の同人誌?ZIN?を作ったなあ…と懐かしくなりました。

どんどん世界は広がっていく感じがゾクゾクする!他人の目を気にしないシャンハイの存在がデカい。

RIOT

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「雑誌を作る」高校生達の無我夢中な青春! 舞台は海が見える穏やかな田舎町。近所には本屋さんもレコード屋さんもないけれど、スマホであらかた手に入る。そんな令和の高校生「シャンハイ」と「アイジ」が知らず知らず惹きつけられたのは、どういうわけだか「紙の雑誌」だったーー だったら作ってみたらいいじゃん! クラスの主役タイプではないかもしれない彼らが出来心で起こす 「静かな革命」ーーいったい何が巻き起こるのか!? 懐かしくて新しい文化系青春ストーリーの始まりだ!

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