絵が私の好きなテイスト
白亜紀の蝶 市原大志朗
月刊アフタヌーンで載ってそうな絵。 メビウスのような構図と線。読んでいて気持ちいい。 鼻の長いキャラクターも印象的で好き。 シナリオについてはこれから面白くなりそうだなってところで期待は大。 でも現代物が好きな私としては、感情移入はできなかった。 観念的な言葉をセリフで言うことで深みを出そうとしてはいるが、頭で作られたニヒリズムというか カッコつけるためのファッションニヒリズムというか。 もう少し社会とリンクするようなエピソードや 生活圏から作者が実際に体験したところから来る生々しくて独自性のあるセリフが欲しかった。