主人公はダンジョンの案内人。
ダンジョンは踏破して、魔物の発生原因を壊せば魔物が発生することもなくなるらしい。 街にはダンジョン関連の冒険者や人々が集まる。 主人公が案内するダンジョン「タイロス迷宮」の踏破を目指すパーティー「宵闇の剣」。 案内も、パーティの連携も、大変スムーズ。踏破も時間の問題か?! 3巻時点では、このような展開なのだけど。 踏破されたら、この街の稼ぎ頭コンテンツがなくなるんじゃ?とよくある起こり得るトラブルが脳裏をよぎる。 偉い人たちが怖い顔をしているのはそういうことかなあ。 そして、パーティー「宵闇の剣」のメンバーのことは出てくるけど、ダンジョン案内人には、小さな妹がいる以上の情報がほもんどない。 この人当たりがよく、観察力が高い案内人が関わるトラブルがこれから出てくるんだろうか。
シリアスとギャグのバランスが絶妙ですごい!
強盗を取り押さえたり、その子がずっと家の外でウロウロしてるのを気にかけて声かけたり。
ジャージ着てタバコ吸ってどこにでも居るようなフラフラした若者に見えて、案外主人公は勇気も優しさもあるしっかりした人なのが好き。
一生懸命柔道をやってたけど別に選手や警察官とかになるわけでもなく、普通の大人になってるとこもリアルで共感できる。
ミコトも父親も救われて、主人公の青春も報われるすごく前向きな話で良かった!