才能だけでは、どうにもならない、パトロンの大切さを教えてくれる。
1巻読了。 清掃の仕事をしながら、ネカフェで生活している一希は、養護施設育ち。 大抵のものは、窓の向こうにあって手に入らないと思って生活している。 一希は、小さい頃から絵を描くことが、日常で、描かずにはいられないと自覚しているが、それで食べて行こうとは思っていなかった。 透に出会うまでは・・・。 美術品の価値は、専門家でなければ分からない部分の多い。 その裏側を垣間見ることができて面白い作品。 才能も、お金がないと萎んでしまうし、評価してくれる人がいないと価値が見いだされない、出会いが人生にとってどれだけ大切か思い知らされる。 これから、二人の関係性も気になるところ。 一希の作品は、透というパトロンを得てどのように変化していくのか、楽しみである。
芸術って奥深い。
当たり前に生活するために、お金が必要。
いやー、背筋がゾクゾクしました。
2巻まで読みましたが、ここからもっと話が大きく展開していくのではないかなと予想。
美術的な豆知識もちょこちょこ書いてあるので、勉強になる。(芸術に触れるのが好きな自分には、へぇ〜!が多かったです。)
透くんも、何となく裏がありそうだし、凪森くんと何かあったのかな?
ざっくりとすぎますが、学べることが多そうな作品。
伏線がはられすぎて気になることが多いし、読み返す度に面白さが増す気がします。