読んだらワクワクしてくる
主人公のガ太郎ってどんな漢字だったっけと思ったら、蛾太郎だった。 名字の「薔薇園」のインパクトが強すぎて、読めていなかった。 周りにお金と人はあるけど、お金で買える欲しいもの、食べたいものはなんでも手に入る生活。 傍から見て空虚さを覚える生活に大満足していたガ太郎くん、トラ転(トラックに引かれて転生)ならぬ、トラ死。 僕は未練があるんじゃない、生き返るんだ!と、正規成仏ルートを否定し突き進もうとしたものの、何故かあの世のレストランの店員として働くことに。 何を言っているか分からないと思うけど、ここまでは一話の導入。 まだ入口の入口。 「冥天レストラン」の不可思議な世界観は、こんなもんじゃない!! なぜなら、死後の世界は現世と異なるめちゃくちゃなことが多発するものだから。 それがこの作品における、死後の世界。 他の登場キャラクターを紹介すると、あばら骨丸出しの骨ミちゃんはぶっ飛んだ性格も、生前の性格もとってもかわいらしい女の子! もちろん、他のキャラクター達も個性あふれて、あの世すげーな!!とウキウキしてしまう。 ノーマルなのはガ太郎だけと思おうとしたら、親の脛齧り虫過ぎて死ぬ前からイレギュラー。 中毒になりそうな世界観というのか、ノリというのか。 それがすごく良い。 サンデーうぇぶりオリジナル作品「冥天レストラン」、興味を持たれた方はぜひご一読を。