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孤立した雪原の上にある屋敷に、たった二人取り残された男女。革命によって家族を失い、一人で亡命することとなった貴族の令嬢、「リシテア」。外国に密航するため、雪原の上の孤立した屋敷でブローカー「テロン」と落ちあう。しかし豪雪のせいでリシテアとテロンは足止めされてしまい仕方なく二人だけで時間を過ごすこととなる。夜になると聞こえる不気味な幻聴、屋敷を襲撃する強盗など危険な状況で、テロンはリシテアを守り、リシテアは警戒心を解き、少しずつテロンへ依存していく。結局、体を重ねるようになる二人。リシテアはテロンに惹かれるが、なぜか心を開かずミステリアスな彼の姿に常に不安を感じる。そんなある日、豪邸に新しい客が現れて状況が急変するが…
最近ちょいちょい名前を見るタイトルだから無料になってた4話まで読んでみたけどかなり微妙だった。1話目冒頭からエロシーンがぶっこまれてて、TL作品だなってわかって読んでいても流石にストーリーがなさすぎてつまらなかった。
2〜4話は各話がなんのために存在するのかわからないくらい話に動きがない。ナレーションの説明ですっ飛ばしたって良いレベルの内容で、こんなのわざわざ3話に渡って描写する意味がわからない。
それから主人公の喜怒哀楽がおかしい。貴族の娘だから気位が高く高飛車な発言をするのは理解できる。
でもだからといって自分が狼だらけの雪原を奇跡的に歩いて生き延びたことに対してキレる意味がわからないし、一度幽霊を否定するような発言をしておきながら、自分が反感を抱いている男に「幽霊が怖いか」って聞かれて「はい、怖いです」ってバカ素直答えるんだ?もう少し感情の動きよく考えて話描いてほしい…読んでてイライラする。
あとウェブトゥーンとかなろう系女性作品の歴史モノって時代や世界観ガバガバなこと多いけどこの作品もそう。革命で亡命を図る貴族がリボルバー持ってるのはまぁまだわかる。なのに着てるドレスが中世風って……。
なにからなにまで全てリアルに寄せろとは言わない。それじゃフィクションじゃなくてドキュメンタリーになっちゃうから。けど読んでて萎えない程度にはリアリティに気を使ってほしい。