メタ的なネタが豊富なのが転生系の良いところ
というのは本作で気づいた気がする。 私は流行りに乗れずこれまでほとんど異世界系・転生系も読んでこなかったのだけど本作は読みやすく、かつ余計な話も嫌な感じがしないので「これなら…」と思って読んでいる。 絵が抜群に上手いわけではないが、各描写や説得力のある展開がしっかりポイントで置かれていて「マンガとして」良いなと。(上からっぽくてスミマセン) ネタも色々なところから持ってきており、主張もしすぎず、裏サンデーらしさがちょっとあって良いのかもしれないなー
すべての異世界にありがとう――― チート、無双、ハーレム、俺TUEEE ……異世界でなら、夢を叶えることができる。異世界でなら、現世の鬱憤を晴らせる。異世界でなら、主人公になれる。そうした欲望に応えるべく、いまや異世界の数は10万をゆうに超えた。ここにまた一つの新しい異世界が生まれた。同窓会で知り合ったばかりのアラサーオタク男性二人が転生した。一人はお調子者で、一人はクールな感じ。二人はこの異世界を――― 楽しむことに決めた。RPGゲームにおいて、魔王を倒すことではなく、魔王を倒しにいく旅そのものを楽しむのと同じように。二人はもしかしたら魔王を倒しに行きさえしないかもしれない。それでも構わないはずだ。友達と一緒に知らない世界を旅する楽しさより優先されるべきことなんてないんだから。
異世界転生し、女の子(一人はエルフ)になった、三十代はじめのおじさん二人が、異世界でヤンヤヤンヤ。
twitterで出港時の話の試し読みをして、細かい話がなんだか好みで、一気に最新話まで読みました。
マンガワンで連載されています。
登場キャラクターは、ひとりはイケメン完璧超人のような男・チバ、もうひとりは愛嬌抜群憎めない動けるデブ・シイナ。
同窓会で会った、あまり話したことない同級生ふたりが、オタクトークで意気投合したところ、転生。
実際の漫画ではちょこちょこと、オマージュというか、パロディというか、うふふとなる要素が散りばめられています。
ちょこちょこと書きましたが、気づかない or 知らないパロディが大量に散りばめられていそうです。
「異世界美少女受肉おじさんと」と似た設定ですが、ファンタジー感というかなんというか、女の子二人組だからか、なんというか、ちょっと違います。
こちらはこちらで楽しいし、あちらはあちらで楽しいです。
ここがどういう異世界なのか、どうして異世界召喚させられているのか、今後の展開を楽しみにしています。