名無し

少年野球は変化球禁止
野球は自然との戦いでもある
球場ごとに違うマウンド、軟式ボール、風、湿度
コントロールなんてできるものじゃない

制球には、固めたフォームとそれを維持する筋肉が必要

佐々木や大谷、ダル。天才と呼ばれる選手は貪欲に自分に向き合って、効果的に能力を上げたり、体を整える努力をしている。

才能という言葉で彼らの努力を軽視する世界観/漫画は非常に不愉快。

読みたい

才能の残酷さを描くから努力の素晴らしさが引き立つんじゃないんか?

というか読み切り版2作とも読んだ?

この作品と同じ世界の話で、綾瀬川が努力だけで孤高まで上り詰める姿がきちんと描かれてる。

選手を尊敬してるのはよくわかったけども。
この漫画は才能で俺TUEEEする娯楽漫画ではない。

否応なしに非凡過ぎる才能を与えられ生きる苦悩葛藤を描き、一方でその圧倒的才能を目の前にして野球プレイヤーとしてどう向き合うかを描く。

苦しみの中で人間はどうあがくかという作品であって、決して努力を否定しているわけではない。

個人的にはものすごく面白く読めたので感想については評価違うんですけど少年野球って変化球禁止なんですね!知らなかったです!勉強になりました!

扉ページのクレジットに「協力:日本リトルリーグ野球協会」と書いてあるから取材してると思ってた

少年野球には軟式と硬式があって、硬式は変化球OKですよ
この作品は硬式野球
ちゃんと読みましょう

横レスだけど勉強になった。MAJORでは変化球使ってた記憶があるが、あれは硬式のリトルリーグだったのね。功罪をよく見ると、アイシングちゃんとやってる。肘に負担がかかりすぎないようケアしてるってことか。

ダイヤモンドの功罪

大谷翔平もこうだったのかと思いを馳せる

ダイヤモンドの功罪 平井大橋
六文銭
六文銭

今、めっちゃ面白い野球マンガ。 野球マンガ・・・というよりも、天才が才能に苦悩する様のほうが目を引くので、単純なスポーツマンガになっていないのが、少年ジャンプではなくヤンジャンなんだと思った。 内容は、スポーツなら何をやってもずば抜けた結果を出してしまう主人公・綾瀬川。 しかもその結果を鼻にかけることなく純粋に競技そのものを楽しんでいるだけで、底抜けにいいヤツという感じ。 ただ周囲の同年代のメンバーにとって、彼の眩しすぎる才能は絶望を与える存在となり、少し経つと嫉妬かヒカれてみんな離れていってしまう。 少年マンガの主人公がもっている高い能力って、むしろ羨望か格好いいもののはずなのに、この違い。 だからこそ現実的でもあり、それをきちんと描いた作品に出会えたのは個人的に初めてだったので新鮮だった。 そして、この恵まれた才能によって狂わされたのは本人ではなく、指導者である大人で、彼の意図に反し野球のU-12日本代表という大きな流れに飲まれていく。 そこでもずば抜けた結果を出してあっさりエースに。 だけど、根っこである動機や情熱がないから、その価値にも気づかず誰もが憧れたエースの称号も粗末に扱う。 この幼さゆえの、残酷さがエグい。 自分が結果を出すことで、相手が傷つくことを恐れわざと負けようとしたり、それをナジラれて板挟みになったり。 天才すぎるゆえの苦悩が見事に描かれ、そしてまた周囲の言い分もわかり双方に共感できて面白い。 随所に出てくる、主人公が甲子園?にいっているようなシーンも伏線となって今後出てくるのかと思うと期待しかない。 また現在の時の人でもある、大谷翔平も幼少期はこんな気分だったのかな?とか思いながら読むのも一興です。 上述のとおりスポーツ漫画としての枠におさめるのはもったいない作品なので、ヒューマンドラマとか青春群像劇的なものが好きな人にはぜひおすすめしたい作品です!

だいやもんどのこうざい
ダイヤモンドの功罪 1巻
ダイヤモンドの功罪 2巻
ダイヤモンドの功罪 3巻
ダイヤモンドの功罪 4巻
ダイヤモンドの功罪 5巻
ダイヤモンドの功罪 6巻
ダイヤモンドの功罪 7巻
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