黒い狼と白い狼と灰色狼
1巻読了。 月菜は、高校三年生。1歳の時に現在の両親の養女となった。 スポーツ推薦で、進路は決まっているが・・・。 自分のあまりの運動神経の良さに疑問を抱きながら生活していたある日、帰宅途中に大きな白い犬に出会う。 その匂いを嗅いで懐かしさを感じる。 別日、バイト終わりにワインの試飲を薦めている颯と出会う。 そして、颯から変わった匂いがするので話をしたいと持ち掛けられる。 その話を聞いてみると・・・。 分かりやすいお話で、これから先月菜の運命がどう変わっていくか楽しみにしたい。
周りの人たちとの違和感をずっと胸に秘めながら、自分を抑えて生きてきた月菜。それはどれほど不安なことだったろうか。そして初めて出会えた仲間と言える存在。一度自由を感じてしまった心は、もう止めることなど出来ないんだろうな。ここから本当の意味で彼女の物語が始まっていくのかな。話も面白いし、キャラの凛とした雰囲気も好みだし、続きもめっちゃ気になる!