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夢に堕ちる

夢に堕ちる

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名無し

初期の植芝理一を彷彿とさせる細かい描き込みやマジックリアリズム的な世界観が魅力的で、まさに四季賞の王道と行った風格のある短編。

唯一惜しむらくは夢の世界で巡り合ったタオルケットとの関係が深まってきたところで話に終わりがきてしまうところで、連載化を前提とした、あえて腹八分目に留めたような物足りなさがあった。しかし、夢というのはいつだっていいところでおわってしまうものだから、もしかしたらそれも意図的なものなのかも。
.....と、ここまで書いたところで作者のインタビューを読んだところ、どうもその通りのようだった
https://www.walkerplus.com/article/1079971/

伏線=回収という先入観をやさしくひっくり返してくれる、佳作であります。

初期の植芝理一を彷彿とさせる細かい描き込みやマジックリアリズム的な世界観が魅力的で、まさに四季...
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夜行堂奇譚

夜行堂奇譚

県庁で働く大野木龍臣は、突然の辞令で怪異絡みの案件を扱う「特別対策室」へ部署異動を命じられた。異動後の初仕事として前任者の捜索を始めるが、手掛かりはゼロ。解決策を求めて訪れた奇妙な骨董店で出会ったのは、右腕の無い青年・桜千早だった。初めての怪異に戸惑う大野木と、怪異を視る力を授かった千早がタッグを組み、街に潜む怪異に立ち向かう!※電子版には、「プロローグ」が収録されています
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