メタ的なネタが豊富なのが転生系の良いところ
というのは本作で気づいた気がする。 私は流行りに乗れずこれまでほとんど異世界系・転生系も読んでこなかったのだけど本作は読みやすく、かつ余計な話も嫌な感じがしないので「これなら…」と思って読んでいる。 絵が抜群に上手いわけではないが、各描写や説得力のある展開がしっかりポイントで置かれていて「マンガとして」良いなと。(上からっぽくてスミマセン) ネタも色々なところから持ってきており、主張もしすぎず、裏サンデーらしさがちょっとあって良いのかもしれないなー
すべての異世界にありがとう――― チート、無双、ハーレム、俺TUEEE ……異世界でなら、夢を叶えることができる。異世界でなら、現世の鬱憤を晴らせる。異世界でなら、主人公になれる。そうした欲望に応えるべく、いまや異世界の数は10万をゆうに超えた。ここにまた一つの新しい異世界が生まれた。同窓会で知り合ったばかりのアラサーオタク男性二人が転生した。一人はお調子者で、一人はクールな感じ。二人はこの異世界を――― 楽しむことに決めた。RPGゲームにおいて、魔王を倒すことではなく、魔王を倒しにいく旅そのものを楽しむのと同じように。二人はもしかしたら魔王を倒しに行きさえしないかもしれない。それでも構わないはずだ。友達と一緒に知らない世界を旅する楽しさより優先されるべきことなんてないんだから。
タイトルがストレートで読んじゃいました。
おきまりな感じに異世界に行きゆるく生活し、しかし途中からオークに襲われ矢に刺され生命の危機!
そんな状況にふたりの互いの信頼関係を再認識!
なんかいいなってなりました。