ネタバレ
名無し

主人公は医者。
離婚した妻が自分の患者に。
さらに、生存率が王貞治の生涯打率と同様の3割。

夫婦あるあるパターンで、ごめんねやありがとうの一声が言えずに離婚をした夫婦だったのだけど、手術前に、ちゃんと「ありがとう」を伝える事ができました。

当たり前の一言がすごく大事だと痛感させられる作品です。

ぼくも帰って奥さんに、貯金使い果たしちゃったからごめんねと伝えにいこうっと!!

読みたい
言葉は水滴みたいに

センス良すぎる読切

言葉は水滴みたいに 黒川明
野愛
野愛

ブス界へようこその河野大樹先生が「センス良。。。」とツイートしていたので読んでみた。たしかにセンス良い。めちゃくちゃ良い。 医者である主人公のもとに、元妻が患者としてやってきた。死ぬまで会うことはないと思っていたのに、生存率30%の大病を患ってやってきた。 些細な諍いで離婚したけれど、何気ない会話をすればあの頃の気持ちを思い出してしまう。好きとか嫌いとかそういうことじゃないけれど、言えなかったことがあったなあなんて思ってしまう。 時間を遡ってやり直すことはできない。でも、積み重ねた時間があるからこそ後悔を終わらせることはできる。人生って面白い。 ストーリーだけ見ると大人っぽいヒューマンドラマなのに、テンポのよい会話と小ネタ満載なのでしんみりする暇を与えてくれない。 HUNTER×HUNTER読んでない人にもわかるレベルのゴンさんパロディでもれなく笑っちゃうし、元妻の名前にも仕掛けがあって面白い。 小ネタがなくても成立するけど、こういうのが夫婦の身内ノリとしてあったんだろうなあと想像力を膨らませてくれていいアクセントになっていると思った。 言葉を使うところと使わないところの緩急も素晴らしい。センスとはこういうことか……。

言葉は水滴みたいに
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
ごめんねやありがとうにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。