金でヒットを生み出すファンタジック野球漫画
あんまり期待しないで読んだけど結構面白かった 長嶋茂雄って名前だけで4番サードに据えられた男の子がポケットにお金を入れておくとヒットが打てるようになるベイブルースのバットを手にして甲子園を勝ち抜いていくんだけど 「くそう、ヒットを打つためにはバイトをしなきゃ」みたいなことを真面目に言ってたりしてギャグっぽさがあるのに、最後は熱血系でまとめていい感じの短編だった
“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄と同姓同名というだけで、野球下手なのに4番バッターにまつりあげられてしまった長島茂雄。彼は偶然見つけたスポーツ用品店で、どんなボールでも打てる「神様のバット」を手に入れるが……どんな球でも打てる“神様のバット”を手に入れた野球少年は?手のひらサイズの名探偵はどんな難問に挑むのか?など、日常生活から外れた不思議なできごとを描いた作品を集めたアンソロジー。
ズボンのポケットにお金を入れると、入れた額の分だけバッティングが上手になる魔法のバットも手に入れた長嶋茂雄と漢字一文字違いの長島茂雄君が甲子園で優勝する話。
1番面白かったのは、甲子園決勝で戦う稲尾君という投手も魔法のグローブを持っていて、お金持ちだからポケットに入れるのは現金ではなくキャッシュカードだった事。
どういう仕組み??
勝手に振り込まれるの?
勝手に引き出されるの?
不思議な仕組みのグローブでした。
最後は、毎日努力を続けていた主人公は魔法の力を使わなくても、ホームランを打てたというお約束のながれです。