読みやすい!
人魚は恋をすると死ぬ、人魚の声を人間が聞くと人間は人魚に恋をする。 人魚の声の魔法を防ぐ策が唯一ある。 策を知っている人魚のリリーの唯一の友達とのお話。 リリーがどうして陸に上がったのか、友達がリリーと過ごす毎日でリリーの生活を見てどう感じているのか。 言葉にしないけど二人の想いが伝わるシーンが沢山ありました。 読みやすくて作者が気になった!!
私の友達・リリーは人魚。その彼女が亡くなった。「人魚は好きな人と結ばれると泡になって消える」葬式に出た私はそんな伝説を思い出す。大学時代の出会いから思い出す彼女と私の物語。特別読切77ページ。
本当に人魚だったんだ!っと最後までよんで思いました。
冒頭の棺の中に姿がないのは泡になったからだったのね。
学生時代は、色んな人と遊んで楽しんでいたけど本当に好きな人ができたら泡になってしまうのは儚く切ないです。
人魚には人魚の苦労があるんだと思いました。